＠下北沢 本多劇場(2014/4/10-20 11ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売4500円 当日4800円 高校生以下2500円
作：別役実(1982年初演＠本多劇場) 演出：柄本明
舞台監督：沖中千英乃 照明：日高勝彦 音響：飯嶋智 衣装：宮本まさ江
宣伝美術：池口十兵衛 演出助手：本田彰秀 協力：ノックアウト
制作・主催：劇団東京乾電池
出演(ダブルキャスト)：
柄本明 ：ジョン・ウォーグレイブ（判事）
綾田俊樹：ゴードン・マッカーサー（将軍）
柄本時生：トニー・マーストン（歌手）
作間ゆい：ヴェラ・クレイソーン（秘書）
戸辺俊介：フィリップ・ロンバート（大尉）
伊東潤 ：ヘンリー・ブロア（警部）
麻生絵里子(上原奈美)：エミリー・ブレント（老婦人）
山地健仁（谷川昭一朗）：ジョージ・アームストロング（医者）
血野滉修（飯塚祐介)：トマス・ロジャース（召使い）
重村真智子(松元夢子)：エセル・ロジャース（トマスの妻）
2014/04/16(水)晴 7:07-8:47PM(1’38)前方中央 客席7割(250人)
客層：子供連れ、学生〜じじばばまで幅広く。男女半々。
客入れ：通常客席。折り込みチラシ極厚。パンフ A5 3ページ。顔写真付き配役。
物販なし。カーテンコール1回2分。柄本さんから役者紹介。初演のこと。空席は
実は嫌いじゃないが諸般の都合があるので宣伝願い。
本多劇場こけら落とし3作品の2つめ。唐十郎「秘密の花園」、斉藤憐「イカルガの
祭り」の中、柄本明は秘密に引き続いての出演だったよし。
舞台。下手に立ち木、「不」「条」「理」の三葉。
お話。アガサ・クリステイ作品をベースにした不条理劇。どういうわけか、話の
尾ひれを小耳に挟んではそこに吹きだまる10人。実は彼らを集める手引きをしたのは
「ゴドー」という者らしいのだが。
ナンセンスブラックコメディをドライアップ、お得意の脱力芝居で仕立てて、
くすくす笑いが絶えない一幕。殺人の趣味趣向も奇想天外に、誰もいなくなるまで
続き。当たり前のことを堂々と、話題から的外れなのに本人も周囲も気付かず、
真に受けて堂々巡り。別役芝居のどまんなかの面白さを堪能するねこ。
[月間一覧］