＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2018/07/21-08/05 23ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由 前売り3700円 学生券3300円
＠福島県 いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場 7/7-8
作・演出：谷賢一（DULL-COLORED POP） 舞台監督：藤田有紀彦、松谷香穂
照明：阿部将之（LICHT-ER） 音響：佐藤こうじ（SugarSound）
照明操作（東京公演）：阿久津未歩 音響操作（東京公演）：鳥井香奈子
人形製作協力：南波瑞樹 衣裳協力：阿部美千代、友好まり子
法被提供：橋本靖治（双葉町民） 方言指導協力：小暮智美
映像収録：松潭延拓 ちらしデザイン：ウザワリカ
Ｔシャツデザイン・作成：堀奈津美（DULL-COLORED POP）、chie*(*rism)
制作助手：柿木初美 制作：小野塚央 協力：人形劇団ひとみ座、ミナモザ、
佐藤幸子 お手伝い：猫の手、仙波瑠璃、藤田輝
主催：合同会社DULL-COLORED POP 提携：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：芸術文化振興基金、アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史文化財団）
公益財団法人セゾン文化財団
出演：
内田倭史：穂積孝(長男)
宮地洸成：穂積忠（次男）
井上裕朗：穂積真（三男 大学生）
百花亜希[DULL-COLORED POP]：穂積豊
塚越健一[DULL-COLORED POP]：穂積正（家長）
丸山夏歩：美弥
古屋隆太[青年団]：佐伯正治（東京電力社員）
大内彩加：三上昭子（東京電力社員）
東谷英人[DULL-COLORED POP]：酒井信夫（先生）
大原研二[DULL-COLORED POP]：田中清太郎（町長）
声の出演：榊原毅
2018/8/1(水)晴 7:05-9:05PM（2'00）中段中央 客席超満員(80？人)
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：当日券は抽選制、酷暑で待たずに済むよう，15分前実施。
桟敷1、椅子6、2Fも使用。折り込みチラシ厚め。パンフ A4 1枚。物販。パンフ800円
ほか。カーテンコール1回。
2年振り復帰作、福島県と原発の歴史を描く3部作第一弾。
舞台。島舞台に持ちこみ式。中段に重要なテキストを投影。
お話。東北のチベットと呼ばれ、低迷にあえぐ福島県。行政と電力会社は原発誘致を
高い望みと札束を餌に惑う町民達を吊り上げていく。地主の息子は疑念を拭えないが
なすすべもない。
ガツンとくる骨太の作品、ぐっと見違える新生ダルカラ。今を生きる若者の葛藤を
描いた復帰前から、歴史を探り、地域の現実を直視し、劇的に描いた野心作。
取材に裏打ちされたであろう言動がリアルな説得力をもち、つか芝居ら20世紀
小劇場スタイルを交えて熱く、理屈じゃなく胸を打つ。人形劇のやり放題で笑いを
まぶして風通し良く、また後半の恐怖を逆に増し、上手いところ。夢みる歌謡曲と、
世に潜むよなJAZZの選曲よく。次回は3部作一挙上演とか、楽しみねこ。
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