＠池袋 東京芸術劇場シアターイースト(2019/08/08-11、23-28 12ステージ)
全指定 一般4200円 学生3500円 高校生2000円 通しチケット10000 円 当日4500円
＠大坂 in→dependent theatre 2nd 8/31-9/2
＠福島 いわき芸術文化交流館アリオス 小劇場 7/6-7
作・演出：谷賢一 美術：土岐研一 照明：松本大介 音響：佐藤こうじ
衣裳：友好まり子 舞台監督：竹井祐樹 演出助手：美波利奈
宣伝美術：ウザワリカ 制作:小野塚央
助成：セゾン文化財団 助成:アーツカウンシル東京（公益財団法人東京都歴史
文化財団）、芸術文化振興基金 主催:合同会社 DULL-COLORED POP
出演：
＊宮地洸成(マチルダアパルトマン)：穂積久
＊百花亜希：穂積モモ
岸田研二 ：穂積忠
木下祐子 ：穂積美弥
椎名浩 ：徳田秀一
藤川修二(青☆組)：丸富貞ニ
古河耕史 ：吉岡要
2019/8/25(日)晴 4:00-5:48PM(1'48）中段下手 客席満員(280人）
客層:2世代。男性過半数。
客入れ:各部イラストが展示。通常客席、結構冷房きつめ、その旨注意掲示。
折り込みチラシ極厚。パンフ A4両面。物販。パンフ A4 1000円 台本500円。
カーテンコール 拍手鳴り止まず2回。
3部連続上演の日。
舞台。中央に平土間、大きな座卓と座蒲団。左右に電球列のパネル。上手上に
鈴なりの電球吊り物。
お話。福島原発を誘致から15年、町長が汚職辞任。代わり出馬したのはかつて
原発反対派だった男。転身ではなく安全推進のスローガン、そんな中、
チェルノブイリ原発事故が発生、日本の原発は安全を明言するにいたるまでを
描く。
葛藤、人の揺れを描き見せる、演劇の醍醐味たっぷり。追い詰められていく町長の
心理を、終に歌いあげるまで盛り立てる演出。リアルに徹しながら、エンタメに
昇華してて○。家族の、さらに死者（亡くなったイヌ）の視点をいれ、
悪魔的な政治家の説得術と対比、冷徹も多彩に演劇的手法で仕上げ。
見応えありまくり。
[月間一覧］