＠荻窪 カラス・アパラタス／B2ホール(2020/08/21-29 8ステージ)
全自由 一般 予約 3500円 当日4000円 学生 2500円
演出・照明・美術：勅使川原三郎
出演：佐東利穂子 勅使川原三郎
2020/08/27(木)晴 8:08-9:20PM(62)下手後方 客席ほぼ満員(17人)
客層：2世代、女性8割。
客入れ：感染対策。先行公演と同様。終演後トーク10分。短編だが生と死ら
意味深い。過去を感じる同時代性が。佐藤。異世界を体をもって覗き、体で探る。
アイルランドの幻想小説家ロード ダンセイニの同名の短編が基とか。
舞台。手前1/4ほどのところに紗幕。中央と下手側後方の床2か所に自照円盤。
沼を現してるとか。ブルーの幕と薄闇にひかる床で沼地イメージ。
お話。魂を持って人間のように、と小さな野生のもの・妖精は願う。叶って変わる
生と死のありさまとは。
構成。佐東さんのウィスパーボイスで朗読流れ続け。音楽は電子音音楽、
バッハ平均律、ヘンデル歌曲。レースの妖精衣装の佐藤さん、折々に全身の黒の
勅使川原さんが背後らで絡み。
美意識の結晶のような舞台。照明で創る空間美術が素晴らしい、単独のアート作品と
しても鑑賞でき。純で美しい透明感を保ちながら、空気、ガラスと存在感を移ろわ
せる佐東さんもまた。勅使川原さん無気味な黒がスパイシー。
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