＠日本大通り KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ(2020/10/01-11 10ステージ〉
劇場版鑑賞券（全席指定）一般4000円 U24チケット（24歳以下）2000円
高校生以下割引1000円 シルバー割引（満65歳以上）3500円
オンライン版 1000円
＠京都 ロームシアター京都 ノースホール 9/14-22
＠豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース 9/26-27
作：松原俊太郎 演出: 三浦基
舞台美術：杉山至 衣裳：コレット・ウシャール 衣裳製作：清川敦子
照明：藤原康弘 音響：稲住祐平（KAAT神奈川芸術劇場） 映像：松見拓也
舞台監督：大鹿展明、山口英峰 ビジュアルイメージ：松本久木
宣伝美術：南琢也 制作：田嶋結菜（地点） 企画制作：KAAT神奈川芸術劇場
主催：KAAT神奈川芸術劇場
共同製作：ロームシアター京都、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、KAAT神奈川芸術劇場
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）、
独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
安部聡子 ：娘(八重子)
小河原康二：王
小林洋平 ：侍従
田中祐気 ：恋人
石田大 ：亡霊、コロス(あの総理･一般人･労働者･一般男性･一般女性)
窪田史恵 ：王妃
2020/10/10(土)雨 7:30-8:49PM(78)前方中央 客席5割(50人)
客層：20-30才代と中年層。男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒、検温、連絡先登録。C列最前8列。再び1席ずつ空けた
客席になり。折り込みチラシ 袋付き。折り込みパンフ A4 3ページ。
カーテンコール2回後、規制退場。
相互補完的というオンライン版を併せて配信。
舞台。赤色エナメルの雛壇上にひな飾りよろしく役者達。白衣装、胸に光るバッジ
赤/白変化。断ち切られた帯をもち。白地の床に円環の軌跡を残すように、
コロス役が雛壇ごと回転移動。円環の中心部では裸電球5個が上下動を繰り返し。
中心は空洞、空虚という皮肉な装置。
お話。75年間沈黙を守ってきた皇室。その娘はついに禁忌をやぶり、王へ告発、
脱出をはかる。
ぶっちゃっけ、舌鋒鋭い告発＜＞建て前トークが面白く、苦笑い。THE NEWSPAPERか
三遊亭白鳥かという、パロディ上等。抑制されたコロナ禍にあって、してやったり感
ある自由への闘争譚。人間人形インスタレーションな美術、方言翻訳（沖縄！広島！
弁等）の上、変調し、ディレイらエフェクトいれた台詞で、恣意的でポップな
ビジュアルとし。スパイシーな音感、音響で脳が活性化される、思いがするねこ。
帰宅後、オンライン版視聴。字幕で原作台詞をリアルタイム表示。なるほどより
判り易い。カメラはタイミング良く、スイッチ、クローズアップ、雛壇の回転に
追従して常に表側映像。中盤から映像追加。舞台では音声のみの王妃をインポーズ。
併せて「君の庭」＠神奈川も登場。全体、舞台版での生身の身体、役者の存在意義が
より判ったねこ。
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