＠吉祥寺 吉祥寺シアター(2021/11/18-21 4ステージ)
全指定 一般 前売3800円 当日4300円 学生 前売3000円 当日3500円
4演目セット券 前売のみ13000円
作：マキシム・ゴーリキー 翻訳：神西清 演出：三浦基 音楽：空間現代
舞台美術：杉山至 衣裳：コレット・ウシャール 照明：藤原康弘 音響：西川文章
舞台監督：大鹿展明 宣伝美術：松本久木 制作：田嶋結菜、清水翼
主催：合同会社地点 共催：公益財団法人武蔵野文化事業団
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術創造活動活性化事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
安部聡子：主にナースチャ、韃靼人
石田大 ：主に役者
小河原康二：主に男爵
窪田史恵：主にルカー、ヴァシリーサ、クヴァシニャー
小林洋平：主にサーチン
田中祐気：主にペーペル、アリョーシカ、クレーシチ
相生翠 ：主にアンナ、ナターシャ
岸本昌也：主にブブノーフ
2021/11/18(木)晴 7:03-8:26PM(1'22)後方中央 客席9割(160？人)
客層：3世代。学生が多い印象。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。当日パンフ「ギャンブラー」
まで含む、35ページのブックレット。これが無料とは太っ腹。物販。未確認。
カーテンコール2回。規制退場はなし。
アンダースロー＠京都での空間現代とのレパートリー4作品上演企画。
第一弾は2017年初演の「どん底」。やっと見られたねこ。
舞台。舞台幅の白い壁。左右にピットが掘られた黒い島舞台。壁際に椅子9、1脚は
横倒し。サモワール？も床に倒れ。椅子の上、蔦？か根っこ？がもじゃもじゃ。
電飾の光が這うように走り。無気味で不思議。
お話。原作。格差社会、底辺でふきだまる者達の宿泊所。かつて富んでいたと
自称する、犯罪に手を染めたなど種々。お先真っ暗もどっこい生き抜く人々の
ありさまを描く。
そんな原作の物語は分断されて？！だけど、ビジュアル＋発話パフォーマンスとして
面白い。語尾やらに「どん」、歩き回り飛び回しして「ドン」と音を出す。
物語よりキャラ、ありさま、境遇をよく現した印象。印象深い名台詞もまた。音楽
じゃないけど音楽的で直情に響き。空間現代の音楽が稲妻な電飾とともにスパイシー
に刺さる、かと思うと不穏な淋しいムードを醸す。空間美術として聞かせて○。
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