＠両国シアターX(2020/12/12-15 4ステージ）
全自由（整理番号付）一般 前売4500円 当日5000円
学生・シニア(65歳以上)前売3000円
構成・振付・照明・美術・衣装・選曲：勅使川原三郎
演出助手：佐東利穂子 照明技術：清水裕樹 音響技術：三森啓弘
衣装製作：武田園子 企画制作：KARAS
出演：勅使川原三郎、佐東利穂子
2020/12/15(火）曇 7:35-8:41PM(63)最前列より 客席7割？(60人？)
客層：大人より3世代、男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒、検温、セルフもぎり。最前列は1席空けなし、2列目
から1席空け。折り込みパンフ A5 3ページ。カーテンコール 5回2分。
同タイトルの白昼夢がごときフランス映画に想を得た今回。映画の方は忘れて
しまったねこ。
舞台。裸舞台。分割床のせり機構で高低差を作り、回廊、ホール、庭園らの
空間イメージを現出。幾何学的突起の劇場壁とダウンライトも活用。
構成。ミューズな女性と男の出会いとすれ違い。
最高、心酔。まるで東欧の幻想画のよう。イメージを喚起する動的立体的な空間美術。
パフォーマ（とりわけて佐東利穂子）をあるときは幻なシルエットや彫像、
あるときは妖艶な美神と化す、細やかな陰影ある照明。不穏なオルガン、心溶かす
弦楽と場に即した選曲。佐東利穂子のダンスはより豊かに、勅使川原三郎のソリッド
な動きと憧れて止まない関係性の表現の絡みにドキドキとさせられ。素晴らしい舞台
ぜひ再演してほしいねこ。
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