＠荻窪 カラス・アパラタス B2ホール(2021/11/13-22 8ステージ)
全自由 一般 予約3500円 当日4000円 学生/予約・当日 2500円
演出・照明・出演：勅使川原三郎 出演：佐東利穂子
2021/11/16(火)晴 7:40-8:52PM(60/10)後方より 客席ほぼ満員(27人)
客層：3世代、女性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。待機場所展示の勅使川原さんドローイングは
ほとんど入れ替えられ。 雛壇に横間隔をとって4列。カーテンコール3回後トーク。
トーク。勅使川原 アダージョを踊るとき、言葉も意味も存在も消えて生命を感じ
させてくれる。佐東 言葉でなく身体で出会う驚きを毎日。表現どうこうより判ら
ないことに身体が率先して出会える。勅使川原 問いかけ、過程。答えを表現する
のでなく。その時どうしているのか。音楽が与えてくれる、充足するものがやって
くる。始まりも終わりもない判らない音楽とダンスを。アダージョは生命のもと、
消しても消し去れない。巨大なものの中にある大らかなもの。
構成。ラルゴ、アダージェットを含めた楽曲。マーラー、ベートーベン、バッハ、
モーツアルト、ラフマニノフ、ラベル、ブルックナーの知られたアダージョ。
二人とも同じ、上下白の衣裳。交互にソロで踊り、デュオはなし。
羽衣の軽やかなシルキータッチで天衣無縫に。リズムよりメロディ、アタックなく、
大らかな流れを感じさせ。ラフマニノフ、ラベルのピアノ協奏曲での勅使川原さんは
種々所作や低重心での動き、ちょっと奇態も入れてスパイシー。
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