＠吉祥寺シアター(2021/12/09-13 5ステージ)
全指定 一般 前売3800円 当日4300円 学生 前売3000円 当日3500円
4演目セット券 前売のみ13000円
原作：太宰治 演出：三浦基 音楽：空間現代
舞台美術：杉山至 衣裳：コレット・ウシャール 照明：藤原康弘 音響：西川文章
舞台監督：大鹿展明 宣伝美術：松本久木 制作：田嶋結菜
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
出演：
安部聡子：Abe
石田大：Dai
小河原康二：Koj
窪田史恵：Sie
小林洋平：Yoh
田中祐気：Yuk
黒澤あすか：Kro
2021/12/09(木)晴 7:03-8:21PM(77)前方中央 客席7割(120人？)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前C列、通常客席。
当日パンフ リーフレット。カーテンコール2回1分、規制退場なし。
2018年初演、3年振り再演。
舞台。舞台幅のバーカウンター、和洋のボトルスズナリ。眼前にコンクリ堤防壁、
上部にブッシュ、下手中央上手に 空間現代のベース、ドラムス、ギター。
構成。太宰治の遺作「グッド・バイ」をモチーフ。敗戦後〜太宰の死間の小説を
コラージュ。空間現代が終始伴奏。
全員太宰で発話。さよならだけが人生とばかりに、節々で「グッド・バイ」呼称、
酒瓶片手に気鋭を挙げ、突然ガス欠(音楽止め）でうなだれる、その繰り返し。
批評見識と愛ある視点を共に持つ男が無為さあるいはロマンに憧れて果たせない。
せめて舞台ではとストイックで無為な音楽で踊る、酒で踊らされてるようで、
中盤から泣けてくる。太宰いい奴なのにエンドレスの煩悶袋小路から抜けられない。
やるせないのだけど、途切れない発話と音楽のリズムで沈ませない。舞台の彩りが
増して一層。しみじみ／面白いの混交を楽しむねこ。
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