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 地点 アンダースローレパートリー「ファッツァー」

 @京都北白川 アンダースロー(2022/06/14-26 9ステージ)
 全自由 一般3000円 学生2000円

 作:ベルトルト・ブレヒト 翻訳:津崎正行 演出:三浦基 音楽:空間現代
 舞台美術:杉山至 衣裳:堂本教子 照明:藤原康弘 舞台監督:大鹿展明
 宣伝美術:松本久木 制作:田嶋結菜
 出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気 河野早紀

 2022/06/18(土)晴 7:02-8:14PM(71)前方中央 客席9割(18人)
 客層:20-30才台。子供連れ!あり。男女半々。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。開場時数人。雛壇に木製椅子2列。
 年間プログラム配付。物販。プログラム310円ほか。カーテンコール2回。三浦さん
 から一言、アンダースローができた時2013年初演、分かり難い作品なのに人気で、
 今日で88回目(拍手)とのこと。

 舞台。沢山(70?)裸電球が吊られ。手前床は一段落としたステンレスピット。
 舞台縁からピットへ足を踏み出すとセンサーが反応、ベルが鳴動。背景壁は淡い青。
 空間現代メンバーは上手ドラムスとペース、下手にギター。

 お話。第一次大戦中、塹壕から脱出し地下壕に逃走したファッツァーら一団。
 ロシア革命によって一発逆転、開放されることを期待し待つが、そうは問屋が
 卸さない。

 音楽的というかそれ以上のもの。分断、断片されるテキスト、言葉、演技体の奔流に
 圧倒され。混迷混とんも個々はプレゼンス良く明瞭という驚きのクオリティ。
 空間現代の音ががぶり四つでさらに高みを目指すという。もの凄い公演だけど、
 登場人物の本音が伺えるとか、ファッツァーの快男児ぶりとか、親近に楽しむことが
 できるのも○。

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