＠荻窪 カラス・アパラタス B2ホール(2023/02/04-14 8ステージ)
全自由 一般 予約3500円 当日4000円 学生/予約・当日2500円
シェーンベルク作曲 演出・照明：勅使川原三郎
出演：勅使川原三郎、佐東利穂子
2023/02/14(火)晴 7:41-8:49PM(56/トーク10)後方中央 客席ほぼ満員(37人)
客層：20-30才代最多、2世代、女性7割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。いつもの雛壇に座椅子4列。当日パンフなし。
カーテンコール3回後トーク。勅使河原 再演だが新作といっていい、新たな作品。
重要なのは再演。しがらみのないここで自由に生まれて成長する。
佐東 ゼロからでなく、自然などみたものがある。そこから新たに新鮮に向き合い
続けていけたらと。 勅使河原 シェーンベルグの作品。夢みる、より恐ろしいもの
がある。今も昔も変わらない、今に生きることに向き合うということ。最後は帰郷、
恐ろしさの先に明日への希望がある作品。
舞台。後方中央に吊られた湾曲した鏡板、下手手前には真っ直ぐなものが置かれ。
なおさらに絵面が素敵な今回。アジアンロックで猥雑な音楽に乗り、勅使河原・
ピエロ役？を追い出し、暴力的に踊る佐東とインパクト大な冒頭。一転、静謐な
音楽、陰影が美しい空間。耽美的かと思うと奇妙も刺す、ソロとデュオ。幻想的な
シーンが続き、ラストは幽玄、山水か禅画かな絵面。陶然としてみるねこ。
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