＠高円寺 座・高円寺1(2023/05/31-06/11 16ステージ)
全指定5000円
作・演出: 川村 毅 音楽: 杉浦英治 (SUGIURUMN)
照明: 佐々木真喜子(ファクター） 音響: 原島正治(舞台音響 囃組)
衣裳: 伊藤かよみ(ぷりめーら館） ヘアメイク: 川村和枝(p.bird）
演出助手: 小松主税 映像プラン: 須藤崇規
美術・舞台監督: 小笠原幹夫(劇工房 双真）
宣伝写真：山上新平 宣伝美術: 町口 覚(マッチアンドカンパニー）
製作: 平井佳子(ティーファクトリー） 主催 株式会社ティーファクトリー
提携 NPO法人劇場創造ネットワーク／座・高円寺
出演：
今井朋彦：Ａ（宗教団体代表）
堺小春 ：Ｂ（ドキュメンタリー映画監督）
大沼百合子：Ｃ（宗教団体事務局長）
中田春介：Ｄ（リストラされたサラリーマン）
阿岐之将一：Ｅ（俳優。研究者役）
高木珠里[劇団宝船]：Ｆ（俳優。研究者役。）
田中壮太郎[演劇企画体ツツガムシ]：Ｇ（俳優。主役少年。）
加藤虎ノ介：Ｈ（映画監督）
福寿奈央[青☆組]：Ｉ（Ｇの母親）
2023/06/03(土)晴 6:00-8:06PM(2'05)前方中央 客席4割(40人)
客層：3世代、学生〜ベテラン。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温あり、手指消毒任意。最前D列〜6列？、サイドブロック
未使用。当日パンフなし。物販。戯曲本1500円、終演後サイン会。
カーテンコール1回。
2年振り、川村毅新作本公演。
舞台。低く最前列と地続き。中央に大きな切り株、周囲に実物大の8ほど。上空から
一本のテグスが居り。背景は円弧状の幕壁、下部に道祖神？が等配置され。
お話。無、神無し、容認を旨とする新興宗教。拠点とする森にゾンビ映画のロケ隊が
やってくる。モンスターというだけはないゾンビに共鳴したのか、教団代表は受け
入れるが。
静謐、深遠、重厚なミステリー、だけではない、がちゃがちゃと下世話とおかしみの
混交。清々としてはいられないとこに人間味、破局の表れ。望む人の前に現れる
神の気配、不穏な時代での不思議な実在感。など、たぶんに実験的な社会派で
ユーモアが欠かせないという、川村 毅味を楽しむねこ。
照明装置がイリュージョン。役者が被ることなく、個性的濃い口で闊達。楽しみ甲斐の
ある芝居ぞくぞくで嬉しいところ。
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