＠名古屋 愛知県芸術劇場 小ホール(2023/06/15-16 2ステージ)
全自由（整理番号付）一般 4500円 U25 3500円 高校生以下 2500円
ペアチケット 8000円 当日 5000円
＠横浜 横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール 9/2-3
音楽 : J.S.バッハ「フーガの技法」
演出・振付・ダンス：笠井叡 演出・ダンス：平山素子
ピアノ：片山柊 (愛知公演)、佐藤浩一 (横浜公演)
衣装:荻野 緑 舞台監督:河内崇 照明: 藤本隆行 / Kinsei R&D
音響:上野慶 (愛知公演)、山口宜大 (横浜公演) 宣伝美術:TAKAIYAMA inc.
広報:林慶一、武田里美 制作:山口佳子、三五さやか 制作補: 菅井一輝、金子美月
企画製作: 特定非営利活動法人アルファルファ
愛知公演主催 : 愛知県芸術劇場、 特定非営利活動法人アルファルファ、
一般社団法人天使館 横浜公演主催: 横浜赤レンガ倉庫1号館 [公益財団法人横浜市
芸術文化振興財団]、 特定非営利活動法人アルファルファ、 一般社団法人 天使館
助成 : 芸術文化振興基金
2023/6/17(金）晴 6:32-7:36PM(62)前方上手 客席ほぼ満席（190人）
客層:大人より3世代、女性7割。
客入れ:感染対策。検温なし手指消毒任意。開場時70人ほど、整理番号で呼び出し。
ピット内と外にそれぞれ段差つけて5列ずつ。サイド席あり。当日パンフ A4 3ページ
+挨拶書き1枚。カーテンコール2回。
平井素子さんソロで2021年9月初演（4曲 未見）。笠井叡さんとデュオで
2022年5月再演、今回生ピアノを入れて再演。
舞台。中央奥にグランドピアノ。下手奥隅と上手手前隅に控え用箱椅子。
構成。素子さんは青の風合いある肩出しドレス、叡さんは橙のつなぎ服と、鮮やかな
対位法衣装。どちらも泳ぐよなひもが特徴。ソロとデュオ、控えの間も素子さんは
美しい彫像、叡さん手振りらざわめいて遠隔参加。
フーガだけに加えながら追っていき絶え間がない、たまたま今日のこの場が一時間
だっただけな感強く、３人に陶酔するねこ。幾何学的な動きに生っぼさがフラッシュ
次第後者の色合い濃くなり。とりわけ叡さんが強く、爆裂して何だろ宇宙規模！？。
「必ず崩壊する！、復活するために！」の言葉と重なり、ガツンと来るものあり。
素子さん、込み入った振りを細やか端正に、美しき野獣な肉体をもって踊り、後半は
限界に迫る目まぐるしさで圧倒し。叡さんは一段と自在で止まらない、やはり限界に
向かう、その有り様に胸打たれる。ピアノが精緻、冷たい印象はなく、マグマ抱えな
熱さを感じさせて素敵。天使館アトリエからたっぷりの劇場演出として、ラグジュ
アリー。照明が神秘的/劇的な空間を作り。前半の赤や青の深み、後半の彩りと
明滅。派手ならず２人と伴奏して○。次回、ピアニストを替えた横浜公演が楽しみ。
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