＠西国分寺 国分寺市立いずみホール(2023/12/05-07 3ステージ)
全自由 前売一般3500円 前売学生2500円、当日券500円増し
構成・演出・振付：笠井叡
照明：森下泰（ライトシップ） 音響：角田寛生 舞台監督：金子美月
主催：笠井瑞丈×上村なおか 助成：芸術文化振興基金
出演：笠井瑞丈、上村なおか、浅見裕子、川村美紀子
2023/12/05(火)曇 7:10-8:24PM(1'13)中段中央 客席6割(80人)
客層：2世代、大人中心、女性過半数。
客入れ：感染対策 特段なし。開場時20人ほど。中央ブロック11列のみ・後方4，5列
は不使用。当日パンフ A5 3ページ。物販。川村美紀子 著作本、CDなど。
カーテンコール2回。熱心な拍手沸き。
同名タイトルにて、1月の笠井叡ソロから今回4人を振付した版。
舞台。下手にグランドピアノ。
構成。・彷徨える上村、浅見、流れでピアノ音だしも音楽以前。川村駆け込み、
葬送ソナタ演奏、音楽には乗らない、制限されたゆるやかな動きの2人。
・ピアノ協奏曲。振付入り、3人ユニゾンと解体。ピアノ入って、瑞丈加わり。
アダージョ、やがて乱調、キレイには踊らない。3楽章、一時シルエット照明で
平面になり肉感が消える4人。しばし後高揚、ライブ音源の拍手(客席のM氏も）。
・音源で2回目の葬送。薄暗く、ヒールら靴をもち、折り重なり、死屍累々の体。
靴を両手に嵌めて彷徨う3人。そんな後に浅見の違和感ある力強いソロ。白ワンピ、
背中に一房の長い髪を下げた上村の漂うソロ。地獄で責め苦に遭っているような
川村のソロ、等。
荒野のショパン、雅な響きとそこから遠い惑い/荒ぶるダンス。倒れ乱れても踊り
続ける、死と再生の光景にショパンの、ダンス・ダンサーの力を感じる時々。
川村ソロにピカソの「ゲルニカ」を見る、全体そんな世界の今があって、ガツンと
くるねこ。
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