＠神楽坂 セッションハウス（2025/01/24 1ステージ)
全自由 前売3000円 当日3500円(ワンドリンク付き)
出演：笠井瑞丈、伊藤キム、鈴木ユキオ、皆川まゆむ
2025/01/24(金)曇｜雨 8:04-9:19PM(75)サイド前方 客席満員(80人)
客層：多彩な3世代 女性過半数 子供連れあり。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。中待ち可、開場時15人。ビール、酎ハイとお茶等
ペットボトル配布。2面客席 長手3列と通常の雛壇6列。ミニ椅子1とハイチェア等。
最前席は再接近と弄りあり。笠井瑞丈さんから挨拶など。でずらい曲だけど入退室、
飲んでトイレに行く、手を上げればビールを持っていく(いなかったけど）可。
くつろいで楽しんで、と。カーテンコール1回後、居残って歓談時間もうけ。
笠井瑞丈さんが様々ダンサーとセッションしてきたシリーズ最新。一挙に拡大して
日本有数のダンサー3人とベートーヴェン「第九」全4楽章を即興で踊り。
構成。1楽章 笠井さんソロ、するりと鈴木さんが加わり。カッコ良くも細やかに
心理を映すよなダンスと、重めの独特な身体言語でみせるダンス。闇からぬるりと
物の怪？！な伊藤さんと皆川さんが現れて背景に。
2楽章 黒衣で人形めく、コッペリアな皆川さん。鋭角で切れ味の鋭い動き。やがて
3人が現れてとりどりに壊れた人形振り。コッペリア転じて、コッペリウスと見守り
側となる皆川さん。塊になった3人にあたふた。
3楽章 伊藤さん前説、緑ボトムズ、白に金模様のおしゃれトップ。ビールとソフト
ドリンクをワゴンで提供、1ターンで1人、飲みたくなる人が増えるとくるり。
笠井さん、皆川さんでワゴンを押して巡回販売。2人お揃いの花？柄衣装。
伊藤さんと鈴木さんのデュオ。笠井さんと皆川さんの緊密なコンタクト。伊藤さんが
衣装を忘れ、皆川さんに借りたことを笠井主宰に怒られ、でも似合ってよねとぽつり。
4楽章 それぞれ顔や上半身を白塗りしあい。とりどりのソロ、デュオ、カルテット。
鈴木さんの頬に皆川さんは片足をつけて離さずのコンタクトとか。ダンス高揚、
金と銀の紙吹雪がわんさか舞い散り。
ダンサー、ダンスリッチ、濃くて具だくさん、太るほどの祝祭セッション。コミカルな
所作とお喋りを欠かさず。御趣向あれこれ、客席とのコンタクトを交えて、ひらかれて
いく劇場と、ほぐれつ高まっていくダンサーのいい関係をつくり。そんな風に身近さを
保ちつつ、ダイナミックな光景をみせてくれて大満足。悦びに裏打ちの切なさを垣間
見せる、味な表現もまた素敵。ごちそうさまでした。