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 惑星ピスタチオ いい話シリーズ「ロボ・ロボ」

 @新宿・シアターアプル (1996/3/12-17 13ステージ)
 作・演出:西田シャトナー
 出演:宇田尚純、遠坂百合子、平和堂ミラノ、保村大和、腹筋善之介、
 佐々木蔵之介、吉久直志、いちいりえ、福岡ゆみこ

 1996/3/14(木)8:00-9:15PM 晴 中段上手から 客席6割(450)

 お話。孤島、不時着取り残されし、家庭用ロボット達。使命忘れず帰還の
 前向き提案にも、自己job固守。埒開かず。なんとか作業始まるも自滅運命。
 やがて判る10年の知らずの経過。帰るも旧型、用なしの彼ら。残った2体の
 甲斐のない脱出。その悲しさすら知らない悲しみ。周囲は無頓着な美しさ。
 甘い香りの果実たわわな深い森、蒼い海と空が広がって。

 ロボ故のイノセンスな姿。おもんばかるねこ。ラストの哀しさ。淡々として
 るだけひとしお。反面、感情の行き交い、良く分からぬとこ多。ロボットだ
 からか。かと思うと、べたなぼけと突っ込みはしっかりあったり。お笑いは
 お約束とはいえ、??。毎度のタイムボカンねたとか、ただ楽しめばいいん
 だろうけど。

 ロボットマイムはご苦労様。意欲◎。でも、ちと飽き。うとうとねこ。群舞
 での種々アンサンブルとか変化ほしい。なんか新しいことやんないかしら。