＠錦糸町 すみだパークシアター倉（2022/06/30-07/10 13ステージ）
全自由 前売4000円 当日4500円
＠北海道 北見芸術文化ホール 7/13 1ステージ
＠北海道 幕別町百年記念ホール 7/15 1ステージ
＠北海道 あさひサンライズホール 7/18 1ステージ
＠相模原 相模原南市民ホール 7/20-21 2ステージ
作・演出：田村孝裕 舞台監督：村岡晋 演出部：古屋治男、宮島雄一郎、野本光一郎
舞台美術：稲田美智子 照明：吉川ひろ子 音響：今西工 ヘアメイク：貞廣有希
衣装：冨成友子 演出助手：河口高志 イラスト：梅里アーツ 宣伝美術：郷志郎
当日運営：須藤千代子、大槻志保 制作協力：山口森広、和田ひろこ
企画・製作：ONEOR8 助成：日本芸術文化振興基金
出演：
高橋長英：高原直哉
佛淵和哉：高原由起夫
恩田隆一：高原進
伊藤俊輔：高原篤
冨田直美：高原和美
大瀬さゆり：井口芽衣：
鹿島涼 ：井口純一
小林美江：下園朱美
上脇結友：杉下沙紀
竹井亮介：斎藤義正
薩川朋子：斎藤廣子
藤田弓子：斎藤寿子
2022/07/04(月)曇 7:05-9:03PM(1'58)下手中段 客席ほぼ満員(130人)
客層：20-30才代中心、2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、連絡先カード記入。通常の雛壇に9列、
空席誘導随時あり。当日パンフ B5 3ページ。物販。上演台本、Tシャツ。
カーテンコール1回後規制退場。
2011年文学座で初演、岸田戯曲賞候補作を改訂再演。
舞台。昭和な時代がついた日本家屋の居間。両壁はなくオープン。コタツ1、
下手に仏壇、上手に茶箪笥。格子の引き戸、縁側から鉄道の陸橋、客入れ時は
巨大な月が掛かり。手前、客席との間と両袖3方に「東武日光線」のプラレール。
上下線、駅舎ら大がかりに仕込み、劇中走らせ。
お話。北関東の地方都市。服役し保護観察となった孫由起夫を引き取る祖父直哉。
隣人らは気遣い、心温かく親近に接するが、息子を引き取らない親、訳ありの怪しい
叔父ら身内とはギクシャクとした関係にある。とある日、町に由起夫を巡るよからぬ
噂が立って…。
罪と罰、償いを核に、介護、差別、分断、引きこもりら問題あれこれも、笑いを
ふんだんにまぶした舞台は墜ちることなく前向き。社会と家族の物語で、つらい中も
確かに暖かくて、風通しのいい感触があり。暗部を抱えながら笑いあって生きていく
、田村孝裕ウェルメイドプレイの甘辛を楽しむねこ。鉄道ゆかりの趣向がありげな
映像でなくモノで行われ。時間と場を活かしてて好感をいだくねこ。
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