山の手事情社「folklore(フォークロア)〜ふるさと」
＠新宿・パークタワーホール （1998/5/21-24 5ステージ） 全自由 前売3200 当日3700
構成・演出：安田雅弘
出演：倉品淳子、山田宏平、水寄真弓、井上奈保未、山本芳郎、長谷川尚美、
大久保美智子、太田真理子、三村聡、丸山朋子、内藤千恵子、村上哲也、川村岳
1998/5/22(金)晴れ 7:40-8:40pm 中段より 客席ほぼ満員(170？人）
客層：２０才代中心。男女半々。
客入れ：開場開演ほぼ同時。ロビー開場は開演15分前。待つのがいやな人は見計ら
って来場した方が○。整列、入場、場内誘導あり。丁寧だけど、もっとちゃきちゃ
きしてほしい感じもあり。ポスター100円、台本600円、なんかやすくないか。
今月はじめの利賀フェス＠富山で野外上演した作品。
舞台。真紅の調度、にぽつぽつ白衣の人。暗室で現像作業状態。中央、マンション
設定の真四角舞台に埋もれた家財道具。周囲は照明なポールとテキスト表示のモニ
タでぐるり。
お話。行方不明の女友達を訪ねてきた人たちの手持ちぶたさ。居座る近所のき○が
い女のノイズ、苦情いいのマンション組合女のいらつきら、とりどり訪ねくる人。
明かされる異様な事件のこと。
緊縛の動かぬ人たち、歪んだダンス、ともかく真っ赤で真っ白なビジュアル、得体
しれぬ衝動の顛末話。邪心、恐怖など奥底にあるみたくないものが浮かばせようと
する舞台。生理的にイヤな感じにふーんねこ。日常から遠い外観で交わされる、日
常会話は奇妙でおもしろい。動きを制限して囚われた人を表す仕方はパフォーマン
ス系演劇に見受けられるもの。今回べたを避けて、べたになってる感じもあり。謎
のある展開に興味を引かれつつも、中盤ちと見飽きちゃうねこ。役者がもっと肉体
で個性を語ってくれれば、よかったかも。
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