ヨーロッパ企画「ロードランナーズ・ハイ」
＠下北沢 しもきた空間リバティ(2002/10/4-6 5ステージ）
http://www.liberty-feel.co.jp/kuukann/
全自由(整理番号なし）前売2000円 当日2200円 ×2.5優待1700円
＠京都 アートコンプレックス1928 9/20-23 6ステージ 1700円
＠大阪 よしもとrise-1シアター 10/11-13 5ステージ 2000円
作・演出 上田誠 舞台監督：石田剛太、藤田奏 舞台美術：酒井善史
音響：上田誠 照明：藤田奏 映像：白石貴裕、杉本晃介 小道具：永野宗典
制作：諏訪雅ほか
出演：
玉田晋平 ：伊達（院浪）
石田剛太 ：後藤（４年、寮長）
中川晴樹 ：神崎（４年）
本多 力 ：手塚（３年）
永野宗典 ：梶原（３年）
諏訪雅 ：阿部（３年）
酒井善史 ：金子（２年）
瀬戸中基良 ：妹尾（２年）
伊藤紘介 ：高橋（１年）
木全順子(声の出演） ：寮母
2002/10/5(土)曇り 7:05-8:50PM(1'45) 最前方より 客席9割（80人)
客層：学生と、ぽい人がほとんど。男女半々。関西弁の人、ちらほら。
客入れ：整理券配布も、三々五々来場。開演直前に中央詰めあり。全前後の狭い
ベンチシート。狭いので大きな荷物は預けた方が○。折り込みパンフ。B5 1枚に
挨拶。A4 6つ折りに対談、役者のゲームについて思うところ（顔写真 親切）、
劇中でてきるファミコン・ゲーム用語解説。次回公演。来年5月 駅前劇場にて新作。
物販。客入れ、客だしで使ったバンドＣＤ。ポストカード、缶バッチ、公演ビデオなど。
関東進出 二回目の本公演。
舞台。ゴミだらけの寮部屋（ラウンジらしい）。上手に入口ドア、下手は電子レンジ
とか、台所なスペース？。壁に工藤静香とか昔アイドル、映画とか一面。床はチラシ
、新聞紙で表がみえず、足の踏み場もない状態。真ん中にプレステとプロジェクタ、
脇の床にダンシングゲームの足踏みシート。桟に掛けられた布スクリーン。回りの
カラーボックスの中もコミックスらやで、ごみごみ。どうしたら、こんなになるん
だな、散らかし具合。
お話。部屋を片づけろ！、ってそれって掃除？、なぜ？と寮生達。寮母から命令、
新入生が見学に来る前に片づけなさい、が理解できない（ふり）。寮長の四年生は
問答無用でやれよと尻を叩き。ところがもちろん、隙を見つけてさぼるは、ビデオ
ゲームを始めるはで片づかず。寮生と寮長の攻防ってほどでもないけど、攻防が
始まるのだったが。
無責任なその場しのぎの会話が面白い。情況に流される、キャラやら行動、愉快。
ゲームを実写に絡ませた茶目っ気もナイス。メッセージ性から遠く、軽やかな持ち味
が魅力と、今回も思うねこ。珍しく？ＳＦネタじゃなく、地味でこじんまり。伏線を
沢山仕掛けまくり。こまめに笑いに繋げるけど、地味なせいか見過ごされる率高し。
ちょっと損してるかなと思うねこ。
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