＠吉祥寺 吉祥寺シアター(2006/2/17-19 4ステージ)
http://www.musashino-culture.or.jp/k_theatre/
全席自由 前売 3000円 当日3500円
振付・演出・音楽：山田うん
舞台監督：原口佳子[officeモリブデン] 照明：関根有紀子[ぐれこはうす]
音響：青木タクヘイ[STAGE OFFICE] 衣装：池田木綿子、丸田ひかり
宣伝美術：永野ヒロコ プロデュース：菊丸喜美子 制作：通山麻由ほか
主催：Co.山田うん 助成：芸術文化振興基金助成事業、
東京都歴史文化財団 創造活動支援事業 (財)セゾン文化財団 協力：９２６
製作・出演：
伊藤知奈美、岩渕貞太、カスヤマリコ、田畑真希、初見真理子、山田うん
2006/2/19(日)曇 3:35-4:35PM(59) 後方中央 客席満員（180人）
客層：20歳代女性7,8割、ほか幅広く。
客入れ：整理番号なし、しだい埋まる客席。折り込みパンフ A5 3ページ。
出演者、スタッフ、挨拶、予定。次回公演。3月「w.i.f.e.」「IN SIDE OUT」
＠茅ヶ崎市民会館ほか西日本巡回。5月平間公崇とのコラボレーション＠すみだ
トリフォニーホール 9月ダンスラボ＠北九州芸術劇場 カーテンコール3回1分。
新作、この後旧作の再演ツアーもあり、目白押し。
舞台。素舞台。通常長机10数個を組み替え、装置として使用。
構成。長机の上を滑る、内に籠もる、壁のように動きが導かれるなど、机コラボ。
日常振り、子供振りを交え、くるくる変化するファニーダンス。
組んでは崩す、秩序と乱調の連綿。長机の制限を逆手にとってのヴァリエーション
もろともしない自在さ、取り込んで遊ぶ興味旺盛ぶり。飽かず、楽しむねこ。
パフォーマのしなやかな肢体と小気味のよい動き○。個々個性もほんのり添えられ
面白くみるねこ。
構成覚え書き
・長机を天地組み合わせて箱状とし、3段積みしたタワー。底部真ん中に三つ指つい
てる風にお辞儀女子。後方から現れたダンサー達が、箱の外を回っては撤去を
繰り返し、更地。ダンサーの衣装は白のシャツとパンツ、茶色の丈の短いジャケット
(この後ジャケットを脱いで、終盤着服）。 途中、箱の内部との絡む動きをしつつ
三つ指ダンサーの背中に次々またがって、5段の亀ならぬカエル重なり。崩れて
床転がり、散開。
・無音。照明暗く、スポット。床座り、それぞれに三つ指ならぬ指を立てたりで
お辞儀ポーズ。これもしだい崩れはじめ。前屈みのまま、後ろ足を横に出し、
まるで貝のよう。ぐねぐねと動かし、軟体。彼らの後方を時折、長机をもった一人
が横切る。
・矩形のスポットの中、離れた2人が立ち上がり。拘束されたよな、ひずんだ動き。
もう3人がユニゾンの動き。これもひきつり気味。散開して、ユニゾンとソロを
種々。
・ユニゾンの3人が立ち、引けた中腰で飛び、左右に移動。後方、一人がぼっさりと
たたずみ。2人＋1人など、組み替え。カエル飛び、手を開いてチカチカなど、
種々の所作まじり。
・下手より、片足を畳んだ長机を背負い、引きずりくる3人。胸にはライト。居残り
の３人はくねくねと動き。対角線上に長机を並べる。長机の上を腹這いで滑り、
下にも1人配置。机を壁に見立てて、その前を一同周回。客席側の長机一個を離して
小島とする。また周回。離れ小島との間に机を追加して、また倣うように別の動き。
・ハワイアン。机の上を滑り、寝たり、膝をたて、足をあげ、無理っぽいポーズから
横に落ちたり。
・長机をばらけて、横向きに離して置き。一人、天板に足をかけてぶら下がり。
長机を逆さまにおいて、中に寝たり。長机で動かない3人と、間で忙しく動く2人。
散開してとりどりの動き、組み替えて種々。時折ストップモーションをいれ。
・チャイコの交響曲6番から（だっけ。重々しい曲）。長机を対角線に並べ、端に
仰向けで寝る一人。滑って移動、足上げとかポーズ。寝て、ぐだぐだになって、
落ちる。 後方、舞台幅に渡り、長机を横並びに置き。天地逆にした机を滑らせて
コンベアのように移動する。前方、長机を重ねて配置換えをしてから、ばらして
撤収。ダンサーの一人は小アコーディオンを背負っている。3人が横向きで寝る、
一人がみている。
・ラ・クンパルシータ(だっけ？)、低音で機械音がまじり。一同散開、組を変えてのとりどり。
背負っていたアコーディオンは通常サイズに拡大。突然暗転と明転。一人が残って
、へっぴり腰。
・ハワイアン。長机を重ねて、またばらけ。飛んで倒れるの繰り返し。冒頭の女子が
三つ指にお辞儀。暗転。
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