＠大阪十三 十三 BlackBoxx(2015/5/29-31 6ステージ)
全指定 前売2500円 当日2800円 学生2000円 通し券4000円
作・演出：久保田浩 舞台監督：河村都（ＣＱ）照明：菅野万里恵（baghdad cafe）
音響：あなみふみ（ウィングフィールド） 宣伝美術：長尾譲二
制作：宮崎由美（スタッフステーション）、宿南麻衣、中川愛有未
主催：遊気舎
出演：
西田政彦 ：津田(マッセンの中学時代の教え子。元教師）
中川律 ：大浦(津田が立ち寄ることになった劇団の座長）
万年香奈 ：橋爪（劇団員。かつては津田の教え子）
あゆみ ：みつこ（劇団員）
松村綾佳 ：ミユ（みつこの妹）
吉沢紗那 ：渡辺（橋爪のバイト仲間）
小川十紀子：野田(マッサンの娘）
長尾ジョージ：黒部(野田の現場バイト）
岸千尋 ：西嶋(野田の現場バイト）
田坂理絵 ：北谷（野田の現場バイト）
中川崇秀 ：青木（野田の現場バイト）
東尾咲 ：南(野田の現場バイト）
西村瑠美 ：笹（故人。マッセンの小学時代の教え子。）
魔瑠 ：千鶴子(マッサンの妻）
久保田浩 ：羽曳野の伊藤(あの世とこの世を往き来する謎多き男）
2015/05/31(日)晴 12:04-1:19PM(1'15)前方上手 客席満員(60人)
客層：20-30才代中心に中高生〜おかんまで女性7割。
客入れ：先行チケット特典はくじ引き、チョコと雑貨詰め合わせ当たり。
椅子5，6列。開演定時〜体育教師宮本(久保田浩）が出席(空席)確認と諸注意。
折り込みチラシ厚め。パンフ ガリ版学級新聞体裁 A4 4ページ。
物販。過去パンフ、手拭い。カーテンコール1回2分。
劇団主宰演劇教室の生徒さん？らと共演企画。
それぞれの視点から描く2本立て、なのかしらん。カレ版のみみるねこ。基本同じ
らしいけど。
舞台。具体的装置、調度なし。ベンチ替わりの平台をハの字置き。
お話。昭和の鬼教師マッサン、厳しい指導に端を発した「事件」の謗りを受け離職、
今は老いて死の床にある。実父であるマッサンを嫌い出奔したキャリアウーマン。
ビンタの優しさを知って教師になるも蹉跌した男。「事件」後、残された家族らを
気遣い成仏できない少女。彼女を導いてきた羽曳野の伊藤。舞台に登場しない
マッサンを不在の中心にして、偲ぶ人々と周囲の人情劇。
寂しい人を優しさで結ぶ星座、時々宇宙人出現な舞台。ズレ、浮きら日常の笑いを
まぶした会話が旨くて愉快。傷心を抱えた人々が交わすことで癒える過程を
ちょっと湿ったええ案配で描き。20代の闊達さ、幽霊の優しさと怪人のスパイスを
交えての美味しさを親しみ楽しむねこ。
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