＠新百合ヶ丘 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場(2022/05/28-06/05 12ステージ）
全指定 前売 一般3800円 前半割(5/28-30）一般3300円 U-29 3000円
高校生以下1000円 当日券 一般4000円 U-29 3200円 高校生以下1000円
＠三重 三重県文化会館 小ホール 6/18-19 2ステージ
作・演出：池田 亮 絵画制作：池田一末 舞台美術・衣裳：山本貴愛
照明：伊藤 孝（ART CORE） 音響：今里 愛（Sugar Sound）
舞台監督：竹井祐樹、松井桃子 音楽：春日部組、池田 豊
宣伝美術：りょこ、池田 亮 衣裳スーパーバイザー：藤林さくら
当日運営：黒渾たける 企画・製作・主催：ゆうめい
出演：
五島ケンノ介[はるあづま] ：一末（美術教員・画家）
池田 亮 ：靖（元国語教員・定年後）
古賀友樹 ：亮（高校生・作家）
深井順子[FUKAIPRODUCE羽衣]：Ｈ（ハル・保健教員・主婦）
田中祐希：Ｕ（鑑定士）
佐野 剛 [江古田のガールズ]：Ｔ（タケ・画家・小説家）
北村まりこ[柿喰う客]：Ｅ／Ｅの母（エウリアソ）
山中志歩[青年団 ]：Ｋ（加藤・イスラエル在住）
黒澤多生[青年団]：Ｓ／Ｓの父（高校生／定年後）
本人：靖／亮
本人（音声）：豊
2022/05/30(月)晴 6:34-8:06PM(92)最前方 客席4割(80人)
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。最前B列、やや見上がる格好。
当日パンフ A4両面。物販。上演台本1000円、池田一末ピンバッチ(8種）1000円。
舞台上の池田一末に絵画も販売。カーテンコールなし、規制退場あり。
2018年6月初演「あか」＠新宿眼下画廊 をバージョンアップした新作とか。
舞台。8枚のペインティングが吊られ。床上3箇所に手回し水車!？マシン。
お話。抽象画家だった祖父亡き後残された多量の絵画、そして雑記ノート。そこに
書かれた祖父の不満のたけ、未練を思いやって追想／再現／補完するドラマ。
本人が近親者と自身を演じる池田家実録もの最新。アップデートされた近況が、繰り
返される辛い過去とその先、別の面が知られるという、他にないお楽しみあり。
赤裸々で恥ずかしい、痛ましいとこは演劇的手法で和らげ、ユーモアに転換もし。
一役を複数で演じてリレーは単純に面白く、変わっても変わらない心情をより浮かば
せるようで、味わい。小道具や調度は見立てで自由自在に変化、想像力を刺激して
楽しいところ。使われる本水の音や触感が囚われるとも新たに生きるとも、定まらぬ
ところもいい。それぞれの年齢層で気づきがあり。存命であっても親を失う、亡く
して後解かれる感覚の描写は、ある程度の年齢になると頷けるものあり。
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