＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2023/04/20-30 15ステージ)休演4/24
一般 4800円 U-29 3800円 高校生1000円 初日割（4/20）3500円
作・演出：池田 亮 舞台監督：竹井祐樹 舞台美術・衣裳：山本貴愛
音響：佐藤こうじ（Sugar Sound） 照明：吉本有輝子（真昼）
宣伝美術：りょこ 宣伝協力：吉田プロモーション 制作：高橋戦車（オフィス鹿）
出演：
相島一之：須田学（元教師 劇場映画の違法アップ、海賊版や盗撮で逮捕歴がある）
児玉磨利：相葉三映（俳優 岡と岡の父親の映画に出演歴がある 漫画好き）
sara ：ユアンフイミン（自称アジア系の外国人 台湾生まれ 妹がいる）
高野ゆらこ：江原幸子（常連客 元陸上部 情報通 地元から殆ど出たことがない）
鈴鹿通 ：岡正樹（ドキュメンタリー監督 父親は割と有名な映画監督）
田中祐希：羽瀬川仁（画家 元柔道部 都内美術館に出展が決まっている）
2023/04/20(木）晴 7:04-9:02PM(1'58)前方上手 客席8割（200人）
客層:20-30才代中心、2世代、女性過半数。
客入れ:感染対策。検温なし、手指消毒は任意。最前A列以降、全て段差あり。
客入時からミニシアター系映画予告編、グッズPR映像投影の映画館趣向。物語に
絡むものもあり。当日パンフ A4 4ページ。チラシ持参でキーホルダープレあり。
物販。特典付き戯曲本。アクセサリーのガチャガチャあり。
（映画館なので）カーテンコールなし。
舞台。下手、一癖ある入口引き戸からブックカフェ、居間、モニタルームらが
カスケード式に置かれ。周囲は内外通路の体。
お話。駆け込み寺でもあるカフェ・ゲストハウス。かつて知られた父親がドキュメント
映画を撮り、その後でも!？と映像作家息子らがやってくる。外と内のいずれ変わり
者達とすったもんだ、巻き込まれ、それぞれの真相真情が露わとなって。
ドメスティックなセミドキュメント演劇を創ってきたゆうめい。が、「家」を出、
一段と世界と人間へ突っ込んだ今回。寄る辺なき人の終の住処、バーチャルでの
遺言と追悼の有り様。奇妙も胸を打ち、血縁有無によらぬ繋がりには感動を覚える
ねこ。併せ、クリエイターへの批評、欲望と罪がエグイくらい、強烈に表現され。
作家の自省自戒の念が常ならず、人間の二面性への視点など、味わいと面白みを
もって観るねこ。ハードル高めも役者達は冷静に熱く演技。相島さんの刻むよな
演技はいつもながら痺れる。謎と不明が散在する舞台で、逃したとこ結構あり。
リピートするとより楽しめそう。
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