ＲＵＰ「スサノオ 神の剣の物語」
＠大阪谷町 NHK大阪ホール(2002/6/23-28 6ステージ)
http://www.nhk-osakahall.jp/
＠赤坂ACTシアター5/18-6/16 33ステージ
全指定 前売り当日とも S席9000円 A席8000円
作：中島かずき 演出：いのうえひでのり
企画：松野博文 美術：堀尾幸男 照明：吉澤耕一 振付：川崎悦子
殺陣指導：田尻茂一、川原正嗣、前田悟［アクションクラブ］音楽：岡崎司
音響：井上哲司 音効：末谷梓、大木裕介 ヘアメイク：高橋功亘
衣裳：竹田団吾 小道具：長谷川絵理 特殊効果：南義明［ギミック］
歌唱指導：右近健一 演出助手：小池宏史 舞台監督：芳谷研
宣伝美術：東學 宣伝写真：伊東俊介 制作：伊藤達哉ほか
プロデュース：井瀧信吾、菅野重郎、細川展裕
制作協力：ヴィレッヂ（劇団☆新感線）
主催：フジテレビジョン、アール・ユー・ピー、赤坂ACTシアター、キョードー大阪
企画制作：フジテレビジョン、アール・ユー・ピー
初演 今回
劇団☆新感線 アール・ユー・ピー
1989/10/20-22 2002/5/18-6/16
1990/1/18-23
11ステージ 33ステージ
＠青山円形劇場 ＠赤坂ACTシアター
前売り2500円 S席9000円
1989/12/9-14 2002/6/23-28
7ステージ 6ステージ
＠近鉄アート館 ＠NHK大阪ホール
出演：
火の民・ヤマトのオロチ一族
スサオウ ：古田新太 松岡昌宏
クマオウ ：橋本 潤
マガオウ ：−− 吉田智則
タカオウ ：橋本さとし
キョウオウ：−− インディ高橋 タケハヤ ：高田聖子 佐藤仁美
スサナギ ：竹田団吾 粟根まこと
オロイチ ：インディ高橋 横山一敏
オロニ ：フランキー仲村 藤家剛 水の民・タカマガハラのアメノ一族
アマテラス：鳳 ルミ 根岸季衣
クシナダ ：羽野晶紀 野村祐香
ウズメ ：村木よし子 中谷さとみ
クエビコ ：−− 磯野慎吾
ワカヒルメ：−− 保坂エマ
オモイカネ：−− 川原正嗣
タヂカラオ：−− 前田 悟
女官 ：佐藤マコ 佐藤浩子
陣内かおり 下田智美
出来ともこ 東條千洋
仲町ゆう子 CHIZUKO
筒井みほ
下村トモコ
兵士 −− 佐治康志、武田浩二 土の民・ヨモツヒラサカのヨミ一族
ツキヨミ ：猪上秀徳 河野まさと
カゼヨミ ：粟根まこと 生田斗真
ホシヨミ ：右近健一
クモヨミ ：−− 村木よし子
ハナヨミ ：−− 山本カナコ
サンボノミコ：河野まさと
サコダヒコ ：サコ
木の民・カクシクニのアバラキ一族
オオナムジ ：逆木圭一郎 ←
スクナ ：多田納学
ワニガマホ ：−− タイソン大屋 伝説の聖剣神（えくすかりばりあん）
クサナギ ：枯暮修 右近健一
2002/06/28(金)曇 2:03-4:26PM(2'14) 2F中段より 客席ほぼ満員(1400人)
客層：ほぼ全員女性、20歳代前半中心、元コギャル3割。
客入れ：開演間際に駆け込んでこける子が多いのか、注意あり。カメラなどカバン検査
あり。フラッシュ光は見あたらず、マナーがいいジャニーズファンなり。男子トイレ
は女性に開放し、配慮。折り込みパンフ。A41枚にスタッフ、配役、歌詞の最小限。
物販。パンフ2500円。売り切れで買えず、残念ねこ。上演台本 B5版1000円。
千秋楽。カーテンコール3回(11分間)、ほぼ総立ち（へん？）。2回目で松岡君、
感極まり絶句。3回目で「鋼鉄の軍団」歌い。終演後、役者全員でやっている締めを
披露。ソイヤ！と一人ずつ、お疲れ（だっけ）で締め唱和。やんやの拍手。
聖剣クサナギを巡るサーガ三部作その１。80年代、TOPS規模（大阪はオレンジルー
ム 300弱キャパ）でやってたころ新感線作品。今回、ジャニーズの爽やか青年を
迎え、ほとんど新感線仕様で再演。
舞台。円形舞台に回廊、背後に鬱蒼と森。円形の後方は、奈落として半月。橋を架け
て、谷？とかあれこれ。
お話。島国・オオヤシマに強力な侵略者。銅剣の彼らを鋼の剣で軽々と打ち倒す
オロチ一族。彼らの最終目標はタカマガハラの女王。その女傑よりこええもの・三種
の神器があると聞いて、発憤。この国を治めるに相応しい俺たちにこそ、と勇んで
侵攻。沢山の企て、だましあいが横行する中、オロチ一族・女王（偽りの男子・タケ
ハヤ）擁立の秘密が浮上。しかし、そんなことお構いなしの唯我独尊な男子（スサ
オウ）はヒートアップして、破壊暴走。おひおひ、だれも止められないのか？。
疾走の爽快、時々失踪の可笑しさ、さらっとまとめた娯楽作。エピソードをこれでも
かと盛り込んで、結構やりっ放し。深追いしないとこが、逆に考えこまんでも○な
お気楽さあり。漫画と劇画を突拍子なく往き来して、てんやわんや。「エリザベート」
パロギャグとか、客層考えず、関西系にカマしまくり。主役・松岡君とかプチ放し飼い
、粟根さん美味しい役で絶好調。こてこての笑いに対して、スタッフワークはスタイ
リッシュにしてバランス？。照明。二階から俯瞰すると、まるでガラスの城（さすが
吉澤耕一＠遊機械）音響。役者の声も音楽も、過ぎる位よく通り（さすがコンサート
ホール）。
役者。かっこいいが信条。松岡君。さらっと色気の好青年。人格異常？なほどピカ
レスクな後半スサノオも、好対照な好演。エロバカさがもっとほしいけど、持ち
キャラじゃないから、無い物ねだり。佐藤さん。偽りの男子にはまり役。ハスキーな
声もいい感じ。ラスト、女として語る台詞は変化の不安と希望がよく伝わって◎。
根岸さん。押し出し強く、キレル姉御ぶりが心地よし。野村さん。アイドル演技が
確信犯にお茶目。生田君。天真爛漫にかわいい。粟根さん。上記にして、笑いの
ムードメイカー。村木さん、山本さん。歌上手すぎ。中谷さん。よく動いて○。
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