＠横浜 STスポット(2007/2/23-27 7ステージ)
http://www.jade.dti.ne.jp/~stspot/index2.html
全自由 前売2500円 当日2800円 学生2000円 身体表現サークルと通し券3800円
構成・演出：新鋪美佳、岡田利規、福留麻理
振付：新鋪美佳、福留麻理 テキスト：岡田利規
舞台監督：原口佳子 照明：木藤歩[balance,inc.DESIGN] 音響：牛川紀政
宣伝美術：稲葉まり 映像：遠藤豊[LUFTZUG] 企画制作：STスポット
プログラムディレクション：中村茜 制作：大平勝弘ほか
主催：STスポット 共催：横浜市 助成：芸術文化振興基金、神奈川県、
セゾン文化財団、アサヒビール芸術文化財団
出演：
新鋪美佳、福留麻理
2007/2/25(日)曇 3:05-3:55PM(50)中段中央 客席超満員(40人？)
客層：20-30歳代中心、女性6割。
客入れ：整理券なし、次第埋まる会場。ゆるい雛壇にベンチ6列。空席の端つめ
なし（すればいいのに）。アンケートはボードと鉛筆付きで親切。1時間後の身体
表現サークルとの梯子客のため、電車時刻表配布と掲示。 折り込みチラシ結構。
パンフA6 3ページ 各挨拶。終演後にテキストを配布。 カーテンコール1回。
「ズレスポンス」(2005/12 吾妻橋ダンスクロッシング)以来となるコンビ第2弾。
同期間 身体表現サークルと並行開催。
舞台。素舞台、三方白壁の2面に映像投影。
構成。福留→新鋪でそれぞれソロ、もう一方は椅子でテキストを朗読。背景映像は
自然のひとこまや線画マンガやら。まず福留。転がり、じたばた、斜め立ち、寝る。
崩れかけながらバランスを保ち、日常所作を含んだあれこれ。ついで新鋪。同様も
より自然体。立ち、座り、走り、回転、エビ反り、女子座り。口に指や飴、壁うち
に隠れるなど。終盤、2人とも壁うち、テキスト朗読やドライヤーなど音だけの
空間となり。
双方の持ち味生かし、日常所感を言葉と身体それぞれで表し。日常をミクロな視点
でみたテキスト内容。それをまんまダンスするでなく、同様の視点、発想で取り
込んだ印象。足の隙間にうんぬんと思い描くテキストなら、見て触っての動作から
展開するとか。興味深く、楽しむねこ。
ただ、テキストの量というか判じがたい内容が多く、負荷に感じる時多々。ダンスを
見に行ったのに、読みがたい文字をやたら読まされたというか。いつも一緒なデュオ
中心の2人に珍しく、ソロ形式。福留さんの一見危うげも絶妙にバランスをとる
一連を面白くみるねこ。
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