＠小竹向原 アトリエ春風舎(2012/11/06-11 12ステージ)
全自由 前売3000円 当日3200円 高校生以下1500円
＠三重県文化会館 小ホール 11/1-3
作・演出：岩井秀人 映像：ムーチョ村松 舞台監督:谷澤拓巳 照明:松本大介
音響:高橋真衣 衣裳:小松陽佳留(une chrysantheme) 映像撮影:トーキョースタイル
映像操作:中村優衣 舞台・宣伝美術:土谷朋子（citron works）
制作:三好佐智子、藤木やよい 企画：岩井秀人、三好佐智子
提携：㈲アゴラ企画・アトリエ春風舎 共催：レディオキューブFM三重（三重公演）
主催：ハイバイ、quinada、三重県文化会館（三重公演）
出演：
上田 遥：ヒドミ
町田水城[はえぎわ]：三郎
奥田洋平[サンプル]：虹郎
平原テツ：ヨシヒロ
佐久間麻由：三郎の彼女
2012/11/06(火)曇 7:35-3:28PM(53)中段中央 客席満員(70人)
客層：20-30才代中心、女性過半数。
客入れ：開場開演20分前。桟敷2ミニ椅子1ひな壇に椅子4列。床の投影はしないので
後方の席でも問題なし。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 両面。
物販。エコバック500円 過去公演DVD 3000円。
2005年初演。ねこは2008年の小指値リミックス以来。
舞台。二面の真っ白の壁が斜に置かれ。
お話。自分の居場所に惑う女性・ヒドミ。やっと彼氏・ヨシヒロが家にやってくるが
ヒドミに横恋慕する地縛霊の三郎は我慢ならない。
美術なプロジェクッション・マッピングはムーチョお家芸。失恋、喪失感をどう描く
かで、亡霊と白河夜船の主人公モチーフともユニーク。リアルも影があればこそ、
引き立ち。冒頭と最後に住んでいる場所と心中を調子よくコラージュ、リズム快調、
矢継ぎ早のいい加減さが面白いねこ。
アフタートーク 8:31-8:58PM(27)中段中央 ほぼ全員居残り
ムーチョ村松、岩井秀人
以下箇条書き。
岩井 前説 偉い人を呼んじゃうとその人の作品のことになっちゃうので、
そうならないようにとか。
Q1 恋愛観
岩井 根を詰めるとろくな事が無い。（ムーチョ 恥ずかしい記憶）いろんなことを
思いでして。いきなり振られて、失恋した相手に失恋の相談をした。世界の見え方
が変わってきて。椎名純平の歌に感じちゃってぼーんと泣いて.車に彼女を乗せて
聞かせたら、相手はしらっとしていて。あなたを殺さないために芸術は存在すると
言ったら、ああそうと帰った。
ムーチョ 寝て起きたら失恋は治っていた
岩井 そんなもんじゃない。
ムーチョ 事故で入院して、自分で思っていたより深刻な状況を聞かされて、失恋
みたいな状況になった。でも寝て起きたら治った。
岩井 だから失恋じゃない。立ち直りに集約はされません。最近になって友達に
戻れないかと相手に言われたが、なにをいうのかという。
Q2 台本を書くタイミング
ギリまでねばる。
Q3 ムーチョの由来
あだな
Q4 将軍として死ぬのはどうでしたか
あっさり消える登場でした。
Q5 自分でつくったのと映像の違い
こつこつ自分で書いてどうなるかわからない物を、巨人にガンともらった感じ。
新鮮です。
Q6初演と話は変えたのか
変えてない。小竹向原も元からあった。
Q7霊感はあるか
ムーチョ ある。撮ったものにでてきて面白い。
岩井 冷やかしで偉い坊さんのところへ友達と相談へいったらずばり。自分は
先祖の恩恵を受けていない、それは墓参りをしないせいだと言われた。実家に
習慣がなかった、墓参りにいったけどよくわからない。墓参りは精神的に一人
ではないとわかることが重要なのでしょう。
Q8二人の出会い
ある女の時、自分で映像をつくる自信がなくなって、舞台監督に紹介してもらった
その前にハイバイはみていて面白いと思っていたとか。
岩井 自分のテキストに近づいて、あまり真面目にならないでつくってくれた。
わざわざ小金井にいってロケ。わざわざ三脚をおいて画面にいれて、作品を
壊すことをやっている。あれは初演の時といっしょ、じゃまをするのがじゃま
ではないという。
ムーチョ 後半はどうしてもまじめに、ふざけているわけじゃない。
岩井 ベトちゃんドクちゃんはもっと長めに映すべきとか注文。
ムーチョ まじめかまじめじゃないか考えながらつくるのが楽しい。
撮影した舞台ビデオのPR。考えて決めてとっているので見て、次のためにだめ出し
をしてほしいとか。
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