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 ベッド&メイキングス第4回公演「墓場、女子高生」

 @池袋 東京芸術劇場 シアターイースト(2015/7/17-26 14ステージ)
 http://www.geigeki.jp/
 全指定 前売・当日5000円 学生3500円 高校生以下1000円

 作・演出:福原充則 美術:稲田美智子 照明:斎藤真一郎(APS)
 音響:高橋真衣 衣裳:木阿友子 音楽:西山宏幸 振付:新鋪美佳[ほうほう堂]
 歌唱指導:門司肇 演出助手:相田剛志 舞台監督:金安凌平
 イラスト:小林じんこ 宣伝写真:露木聡子 宣伝美術:今城加奈子
 制作助手:保坂綾子 プロデューサー:笠原健一
 企画・製作:ベッド&メイキングス、プラグマックス&エンタテインメント
 提携:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)

     3演     4演
     ベッド&メイキングス
     第1回    第4回
     座・高円寺1 東京芸術劇場 シアターイースト
     2012/2/1-5 2015/7/17-26
     7ステージ  14ステージ
     4500円   5000円
     1時間49分  1時間55分
 出演:
 陽子 :安藤聖   清水葉月
 
 チョロ:松本まりか 山田由梨[贅沢貧乏]
 メンコ:吉本菜穂子 佐藤みゆき
 ナカジ:下城麻菜  葉丸あすか[柿喰う客]
 ジモ :亀田梨紗  青山美郷
 ビンゼ:佐久間麻由 望月綾乃[ロロ]
 西川 :町田マリー 根本宗子[劇団月刊「根本宗子」]
 武田 :岸井ゆきの 杉ありさ
 納見 :岩本幸子  猫背椿[大人計画]
 高田 :富岡晃一郎 ←

 真壁 :川本直人  竹森千人[フラミンゴ]
 山彦 :植本潤   中山祐一朗[阿佐ヶ谷スパイダース]
 ご参考 初演 ENBUゼミ卒業公演(2010年 上演時間1時間23分)

 2015/07/17(金)曇 7:06-9:03PM(1'55)中段中央 客席9割(220人?)
 客層:20-30才代とおじさん、男性過半数かな。
 客入れ:最前B列 4列/通路/8?列。高さ方向があるので引いた方が見易し。
 折り込みチラシ厚め。パンフ A4 3ページ。物販。パンフ A5横 1400円。台本1000円
 ポスター、いろいろ柄Tシャツ、キーホルダーなど。カーテンコール2回2分。
 全員で1回後、名残の拍手に呼び出された主宰1人で2回目。

 えんぶゼミ、本ユニットとも2回上演、お気に入りなんですね再演。
 舞台。段々に墓場、登って国道な趣。墓は大小、新旧8カ所ほど。上手中段に
 地蔵堂、下段に水場。
 お話。コーラス部女子たちは、授業の合間やさぼっては墓場でしゃべりと遊び。
 集うには自死した仲間の墓がある、語られない訳があるから。女子は幽霊となって
 常駐、妖怪くんと終日談義を連ねたり、呑気なもの。そんな日々にやがて邪な変化が
 現れる。

 なにより猫背さんを小劇場で見られるのが嬉しい。教師役もいけるのね。小心で
 大胆な余り、すっとこどっこい勃発の演技がラブリー。山椒は小粒な、あくの濃い
 女子女優さんぞろい。みんないいおばさんになれそうで心強いねこ。
 世間的にはネガティブだけど、パワーある会話が横溢、目からうろこな珍しさと
 含蓄。そこら荒くれと詩情を拾っては堪能するねこ。清水さん。この世に未練なく
 決然としたさまがキレイで悲しくて素敵。客演では劇団とは違って困った人に
 なりがちな根本さん。ゴリラのように(当劇団比)吠えてて楽しそう。

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