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 加藤健一事務所VOL.47「銀幕の向うに I OUGHT TO BE IN PICTURES」

 @下北沢 本多劇場(2001/2/27-3/11 15ステージ)
 全指定 前売4,000円 当日4,300円

 作:ニール・サイモン 訳:小田島恒志 演出:久世龍之介
 美術:石井強司 照明:五十嵐正夫 音響:原島正治 衣装:加納豊美
 出演:
 加藤健一:ハーブ(ぱっとしない中年脚本家)
 西山水木:ステフィ(ハーブの恋人)
 加藤忍 :リビィ(ハーブの別れた妻の娘)

 2001/3/10(土)晴 5:05-7:30PM(65/休15/65) 中段より 客席7割(300人)
 客層:老若男女。中年のカップル、グループ多め。芝居好きな感じな客筋。
 客入れ:電飾の入り口、発声明瞭な注意はいつも通り。折り込みパンフなし。
 物販。パンフ(A4 800円)。子が語る親子役者ページあり(北村有起哉、
 松本紀保、長塚圭史

 99年3月と同じスタッフ、キャストでの再演。
 舞台、お話は初演レポート参照方。美術はちょっと変わってるようだけど、
 具体的には?ねこ。

 ますますいい感じのチームアンサンブル。劇中はもちろん、カーテンコールの
 親しげな三人に幸福感、感じるねこ。加藤健一パパ。しょぼくれ度、娘を気遣う
 真摯な姿に笑わされつつ、しみじみ。眼差しの暖かさがとりわけ○。
 加藤忍、演じる若いリビィ。ウーマンリブ発言に時代(80年代)。なるもどん
 詰まりの今、その元気な未来感はむしろ新鮮。加藤忍の真っ直ぐな演技に泪誘われ
 つつ、そんなことも思うねこ。西山水木のステフィ。若くはないが、おばさんする
 にはちょい待ち世代。自立してるけど、必要もされたい、等身大な様にふむふむ
 共感ねこ。語らずとも、気遣う心がじんわり伝わる、包容力ある女性を好演。

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