＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2009/4/18,25,28,30,5/3,6 6ステージ）
http://www.komaba-agora.com/
振付・構成・演出：白神ももこ[モモンガ・コンプレックス]
映像：天野史朗 サウンドデザイン：星野大輔 照明：富山貴之
イラスト：きたがわゆう ほかデータはこちら
出演：
川崎香織 ：少女
池田義太郎：妖精１
石松太一 ：妖精２
重岡漠 ：妖精３
清水嘉邦[SpaceNoid]：妖精８
千田英史[Rotten Romance] ：その他の妖精
2009/4/30(木)快晴 2:05-3:02PM(57)下手中段 客席超満員(70人)
客層：20-30才代の若い方中心、女性過半数。
客入れ：客入れ時に「無駄に時間を潰す放送」。青春の俳句、なぞなぞ、食事献立
、クイズ、友達のこと。荒みもとほほ笑い。折り込みチラシ極厚。パンフ ガリ版
風 3ページ。妖精イラスト付き。他、他と共通。
白神ももこ作品、初見ねこ。
舞台。壁際ジャングル事務。上手下手端にブーケ。
構成。モノローグと関心のないパフォーマンス。ブラウン運動な相互作用の脱力系
の動き。小太りの男が危険視される。バレエめく。浪になる。歌う。スポーツ
めく。不毛だと連呼しながら、繰り返す。と書いてもなんのこっちゃである。
ゆったりとりどりにヘタウマダンス。語ったり、歌ったり、うろうろしたり、
ブラウン運動にぶつかり合ったり、そろったり。スッキリと一筆書き出来ない、
種々雑多な個性と妄想ぶりを連綿と繰り出して、飽きさせない。クラシカルな楽曲
にバレエめいてヘタウマ、無為な邪魔が入ってうまくいかないずっこけ、ゆるゆる
の中きめる無駄さ とか。確信犯のずれや皮肉がきちんと造り込まれつ、嫌味に
ならず、愉快。みな可愛げあるところに好感。モモンガ本公演もみてみたいねこ。
構成覚書
・白神さんのよろしく挨拶ぶり。
・ぼっさりした男達のモノローグ。背景で筋肉質の男が控え。自分はすごくないの
で、凄い人のこと。小太りの男がうろうろ乱入。筋肉質はハゲワシになる。
・花のワルツ（だっけ。あとショパンの前奏曲が後半）。上の空モノローグ、
2人がユニゾンで動き。ぶつかる、転がる。3人でユニゾン。5人が走り回り、
一人が遺される。横臥して睡眠。立って寝る、女が一人残り、うめいて倒れる。
男2人で女を引き合う。コンタクトな動き。小太りの男が自滅。
・小太りの男がバレエな動き、女は感心する、小太りが危険人物とされ、警官が
避難誘導。一人女だけが近づく。ネタ小太りの腹をレコードとよろしく、女は
スクラッチする。サウンド オブ サイレンス♪。男4人がユニゾンで跳躍、
前傾。腹乗りサーフィン。5人は寝て床サーフィン。間を女は渡る。男は横に体
を揺する、浪となる。
・俺ってなんとかとモノローグ。5人は手振り。突然歌う、もんもんモンシロチョ
ウ、と思ったらアゲハ♪。5人拍手をしながら止めにいく、まんざらでもない顔
をされる。
・上の空のモノローグ。なんか凄い話。背後に立ち、柏手をうつと交代。下手で
2人がコンタクト。
・居並んでカーテンコール風。隣を押して、端は追い出されるも、負けておらじ。
・小太りと筋肉質の男がギャロップして廻る。筋肉質はなんかのスポーツめき、
繰り返す。傍観する小太りを誘う。5人でぶつかり合いのてんで動き。円陣を
組む、回る。女は傍観。筋肉質？が女からレイをかけてもらう。5人の男達は
不毛だと連呼しながら、前後に振り付きで歩行を繰り返す。てんでの動き、
横臥して浪。女は間を歩行する。
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