＠東池袋 あうるすぽっと（2012/7/15-21 4ステージ）
http://www.owlspot.jp/
データは、ヘンリーレポート参照
出演：
伊沢磨紀：マーガレット、ウェストモアランド
佐藤誓 ：エドワード
山口雅義：ジョージ、ノーサンパランド
戸谷昌弘：ヨーク、モンタギュー
若松力 ：ヘンリー六世、王ルイ
大内めぐみ：エリザベス、ラットランド、モンゴメリー
谷畑 聡 ：クリフォード、オクスフオード
チョウヨンホ：ウォリック
佐藤真希：皇太子、ボーナ姫
山崎清介：リチャード、人形(左手)
2012/07/19(木)曇 7:34-9:44PM(65/休14/46)中段中央 客席9割(270人)
客層：大人中心 学生多め、女性8割。
客入れ：開演定時15分前から、イエローヘルメッツで1曲歌い。カーテンコール3回2分。
ヘンリー六世のその後、リチャード三世を主人公にした作品。今回同時上演で続けて
みるとよくわる趣向。
舞台。テーブル4と椅子のシンプル。
お話。兄エドワードの死後、その子をロンドン塔へ幽閉し即位。ヘンリー七世と争い
戦死し、それとともに薔薇戦争終結。二大勢力の抗争を背景とした物語。
ヘンリー四世がバラエティなら、こちらはどっぷりサスペンスフルな心理劇。
遊びと笑いは少な目なビターテイスト。冒頭にヘンリー四世をダイジェストして
親切、アンとは何者かとか人物相関、リチャードの悪心の芽生えがよくわかり。
山崎リチャード、持ち前の話術でねじ伏せる嫌らしささらに増し。左手の人形に
狡猾に語らせて、彼が魂魄を具現化して巧み。前半は地味にすごみ、後半はぐっと
見せ、伊沢マーガレットとの対峙は圧巻。
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