＠新宿 花園神社 紅テント(2015/5/9,10,15-17,6/6,7,12-14 10ステージ)
http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/top/
全自由 前売3500円 当日3600円 学生3000円
＠雑司が谷・鬼子母神 5/23,24,29-31 5ステージ
＠大阪 南天満公園 5/1-3 3ステージ
＠長野 城山公園 6/19-21 3ステージ
出演： 前回再演 今回 2006/10 2015/5-6 3500円 ← 53/休15/50分 55/休12/48分 田口(保健所員) ：久保井研 気田睦 上田(女コロガシ) ：丸山厚人 久保井研 辻 (時を駆ける調教師) ：稲荷卓央 ← モモ(焼き鳥屋の娘) ：藤井由紀 ← モモに似た女 ：赤松由美 土屋真衣
合田(犬・時次郎の同居人)：鳥山昌克 辻孝彦 課長(保健所員課長) ：高木宏 岩戸秀年
白川(マサヤの恩師) ：唐十郎 赤松由美 少年マサヤ ：十貫寺梅軒 福本雄樹 マサヤの母親 ：大美穂 毛利悟巳
床屋 ：岡田悟一 ← その妻 ：？ 藤本沙紀 歯医者 ：気田睦 南智章 その妻 ：？ 高畑亜実 出前 ：？ 清水航平
焼き鳥屋 ：野村千絵 男をだます女コロネンコ？：土屋真衣
2015/06/07(日)晴 7:05-9:03PM(55/休12/48分)最前方中央 客席満員(180?人)
客層：学生、20-30才代と中年層。男女半々。
客入れ：開演定時25分前頃から番号順整列、15分前入場。2列目まで自分の身は
自分で守るビニールシート配布。上手が多めだけど大丈夫。折り込みチラシ
それなり。パンフはいつものようチラシ。物販。戯曲本ほか。
カーテンコール1回2分。
90年初演、水中花など名を変えて再演され。今回初演版とか。
舞台。ビールラック椅子、テーブルの焼き鳥屋。上手赤い欄干〜1階への階段隧道。
手前に上部雨樋と、蓋をしてテーブル替わりの水槽。転じて下手半分に押し入れ付き
の座敷。壁にメニューと団扇。
お話。水を怖がる犬の噂、保健所員・田口は調査に赴く。犬の調教師と雇われ男、
焼き鳥屋の下働きの少女と出会い、戦時中に及ぶ幻想に巻き込まれていく。
虚と実、狂気と正気の錯綜がもの凄く。人と物、動物の代行を描きながら、掛け替え
ないものは何かを問うていく。脳内の幻の沼と、日常の水槽や水中花の容器が重なり
すり替わっていく、自由な発想からの妙技もまた。演出は言葉大切と、判りやすく、
明確に伝え。脂が乗った中心俳優達が今回も素晴らしく。とりわけ憑依してますねな
稲荷さんからは目が離せない。儚くも芯は揺るがない少女演じる藤井さんも素敵。
前回唐さんが演じた、錯乱する女教師役に赤松さん。ムッチリした身体と惑いのない
発露ぶりに笑いと拍手沸き。
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