＠御茶ノ水 猿楽通り沿い特設紅テント（2019/10/05-06,11 3ステージ）12,13台風で中止
全自由 前売3500円 当日3600円 学生3000円
＠下北沢 下北沢特設紅テント 10/18-20
＠雑司ヶ谷 鬼子母神特設紅テント 10/26-27 11/1-4
作：唐十郎 演出：久保井研＋唐十郎
作曲：北村早樹子、安保由夫 宣伝美術：及部克人、海野温子 絵：合田佐和子
舞台美術：紅美術団子 照明：福本雄樹 衣装：安楽きわ 音響：岡田悟一
舞台監督：全原徳和 人形美術：足利浩平
出演：
稲荷卓央：朝顔（夕ーを探す腹話術師）
藤井由紀：モモ（ビニ本の女）
久保井研：夕ー（モモのかりそめの夫）
岡田悟一：引田（夕一の叔父）
全原徳和：河合（引田の連れ）
福原由加里：リカ（モモの妹）
福本雄樹：もう一人の腹話術師
影山翔一：カミヤバーのマスター
加藤野奈：糸丸（ただの腹話術師）
川崎勇人：鳥丸（ただの腹話術師）
戸辺俊介：水丸（ただの腹話術師）
栗田千亜希：腹話術師達
升田愛：腹話術師達
藤森宗：腹話術師達
竹岡直紀:腹話術師達
参考
初演(未見） 劇団第七病棟 第5回公演
1985/10/25-11/10＠浅草・常盤座、10/3-10＠大阪・近鉄小劇場
1987/5/30-6/1＠札幌・札幌市民会館
緑摩子：モモ
石橋蓮司：朝顔
大久保誠：夕ー
再演 蜷川幸雄追悼公演 シアターコクーン
金守珍演出「ビニールの城」
2019/10/5(日)曇 7:00-9:00PM(42/休11/67)最前方上手 客席7割？(100？人）
客層：3世代、子供連れあり。男女半々。
客入れ：いつものよう、開演定時20分前から声かけ、劇団、プレイガイド、当日で
整列。劇団25番、プレイガイド15番までまず入場。ゆったり目8列、サイドに空席。
ベンチは3列あり。折り込みチラシ少々、パンフなし。物販。パーカー、クッション。
カーテンコール1回2分。
1985年作品 再演シリーズ。
舞台。舞台全面に腹話術人形16体。上手にバーカウンター、下手に上階への急階段。
中央奥にレンガ壁、アーチ型開口。
お話。相棒の人形を失った腹話術師。ビニール本のモデルに人形の姿を重ねる。
偶然出会ったその女性にアプローチされるが、生身には興味はない。女性の亭主は
哀しく、遠くたって愛を注ぐのだった。すれ違う者達の三角関係。
とってもクリアに唐の言葉と物語を伝える素敵。台詞群に酔い、シアトリカルな
展開にワクワクとするねこ。ガラス細工ではない、熱く血の通った人物像を浮かば
せる役者陣。中心にいる3人は切実さ、親近なありさま◎。対してのガヤガヤ外野、
荒くれ担当の河合・全原徳和も嬉しい演技なのだけど、今回は哀切に負け気味感。
[月間一覧］