＠お茶の水 猿楽通り沿い特設紅テント(2024/10/5,6,11-13,18-20 8ステージ)
全自由 前売4000円 当日4200円 学生3300円 子供券2000円 小学6年生まで
＠雑司ヶ谷・鬼子母神 10/26,27 11/1-4 6ステージ
作：唐十郎 演出：久保井研＋唐十郎 絵：合田佐和子、大鶴美仁音（カバの絵）
作曲：安保由夫 宣伝美術：海野温子 舞台美術：大鶴美仁音＋紅美術団子
照明：重村大介 音響：福原由加里 衣装：加藤野奈 舞台監督：藤森宗
出演： 初演＊ 再演 今回3演 1993年10月 2017年10月 2024年10月 中野駅北口ホーム横 猿楽通り ← 鬼子母神 ← 46分/52分 ← サム・スペード(サニーランドのもぎり娘から女興信所員）毛利悟巳 福原由加里 チキータ(サニーランド、かってのもぎり四人娘） 福原由加里 加藤野奈 オド(サニーランド、かってのもぎり四人娘） 藤本沙紀 升田愛 灰目(ビジネスホテル支配人にして上野動物園の飼育係) 重村大介 ← 足立(サニーランドの飼育係) 岡田悟一 長友寄有司 乳川(ひらの飼育係) 河井裕一朗 オバタアキラ 新夜(乳川の下の飼育係) 熊野晋也 岩田陽彦 佐馬良(ミーアキャット担当の飼育係) 清水航 平藤森宗 田口狂児(ゴリラの檻に入った動物学者） 福本雄樹 影山彰一 スイ子(田口の姉と称す) 大鶴美仁音 ← 台場（お菓子の会社のバリバリマン） 全原徳和 福本雄樹 万能（台場の秘書） 赤松由美 西間木美希 チンマリ(台場家のお手伝い) 樋口ミユ 工藤梨子 トンちゃん(装具屋） 大澤宝弘 髙橋直樹 キンちゃん(装具屋） 川口徹治 舟山海斗 灰牙(さすらいの飼育係、かってのサニーの副係長） 久保井研 ← オリゴ（サニーランド、かつてのもぎり四人娘最後の一人） 藤井由紀 ← 〈稲荷卓央、またまた修行中〉 ＊初演出演者：唐十郎、千野宏、鳥山昌克、伊藤ゲン、大畑弘、小名紫、藤田明子、 久保井研、 福士雅彦、橋本芳江、辻孝彦、稲荷卓央、金井良信、桜井ひとみ
2024/10/20(日)晴 7:00-8:53PM(46/休11/52)最前方中央 客席5割(110人？)
客層：2世代 20才代女性とベテラン男女 男性過半数。
客入れ：感染対策 特段なし。いつものよう、劇団、プレイガイド、当日チケットで
35分前から整列、20分前から20番ずつ入場。ござ敷き桟敷と後方ベンチ2列。
今回はゆったり目、前詰めなし。自分の身は自分で守るビニールは2列目も（来ます）
当日パンフなし。物販。Tシャツ、クッション。カーテンコール1回。
1993年初演、2017年再演作品。
舞台。ホテルロビー。上手入口戸、フロント、中央にクラシカルなエレベータ、
下手にソファとテーブル、鎧戸。天井に穴、水を張ったビニールで塞がれ。
お話。廃園が決まり、後始末も終わった元飼育係と従業員達。動物への愛と哀しみ、
楽しく過ごした日々への未練尽きず。話題はカバのドリちゃんをつれて彷徨って
いると噂の飼育係の灰牙のこと。動物学者の青年と姉と称するミニーマウス帽を
被った女、そして製菓メーカー・カバヤの重役まで現れて。
唐さんらしい、人と動物、モノの境界があいまいとなりながらの騒動を描く寓話劇。
後半の動物裁判など、魔術的でロマンチック。繰り出されるキャラとも面白可笑しい
けど、運命とその後はとても悲しいもの。不可逆の喪失感を抱えた灰牙が打ちひしが
れてなお立つ姿と、彼に翻意しながら先を行くオリゴの幕切れに胸打たれるねこ。
若手役者が活躍、唐さんの文脈を刻み込んでネネルギッシュに演じてて、素敵。
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