ＭＯＮＯ第28回公演「約三十の嘘」
＠三軒茶屋 シアタートラム(2001/9/27-30 5ステージ)
http://www.setagaya-ac.or.jp/sept/
＠伊丹AI･HALL 9/13-17 ＠北九州シアタープロジェクト2003 10/5
全指定 前売3,000円 当日3,300円
作･演出：土田英生 舞台監督：永易健介 照明：吉本有輝子［GEKKEN
Staffroom]
音響効果：堂岡俊弘 舞台美術：西田聖[GEKKEN Staffroom]
東京公演OP：福山和歌子[GEKKEN Staffroom]
衣装：飯室亜希子 チラシデザイン：ニイヤマケイコ 制作：垣脇純子ほか
出演：
奥村泰彦：久津内（今回のプランナー）
水沼健 ：佐々木（久津内の昔の仲間）
土田英生：志方 （同上）
尾方宣久：横山 （宝田の相棒）
西野千雅子：今井（久津内の昔の仲間、訳あり）
増田記子：宝田（久津内の昔の仲間）
2001/9/29(土)晴 7:08-8:43PM(1'35) 前方より 客席9割(180?人)
客層：老若男女、大人客席。いい感じのおじさんとか多し。
客入れ：当日券不明（後方、サイドに空席あり）。最前列は撤去。前方ほぼ中央で
芝居が行われるので、前方サイドは観がたいかも。折り込みパンフ。Ａ４ 1枚。
挨拶、スタッフ、配役、予定掲載。土田作品は10月文学座、11月青年座と揃い踏み。
次回公演は来年3月＠近鉄小劇場、シアターサンモールで新作公演。会場大きくなる
のはいやーんねこ。物販。今回のビデオ予約(3800円）、過去ビデオ、戯曲ほか。
新作外部提供ラッシュのなか、本家は旧作（96年）再演にて。
舞台。英国風の豪華な寝台コンパートメント、ツインルーム。メタリックブルーの
車体。内装は深緑に金の縁取り壁、床は薄い黄緑。曲線を描くテーブルらはオーク調
上手、ツインベット。袖内に続きのベットルーム設定。ブラインド越しに廊下と車窓
下手、トイレ（バスルーム？）設定。外にワイングラスをおいた収納箱。
お話。北海道＜＞上野間特別寝台。集まる彼らはかつての詐欺商法仲間。５年ぶりと
ほとんど同窓会ノリ。企画は北海道での大規模キャッチセールス、腕を磨いてきまし
たよお、とご陽気に意気盛んなのだが…。
個々と絡み合いで生む絶妙な笑い◎。この劇団ならでわの会話の間合い、役者個性の
バランスを楽しむねこ。帯がちな湿り気、シニカルさを笑いでさらりと払拭して
心地よし。前半、後半での微妙な人間関係変化に、ふふーん。嘘を装っての詐欺師達
の本音告白、純真な心根？にちょっとしみじみねこ。どうでもいい真実をラストで
みせて、逆にそれまで感動とかが嘘（つうか、芝居そのものが嘘）を思い及ばせ、
意地悪。作家の醒めた視点が伺えて、ふふーんねこ。
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