＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2004/11/11-28 15ステージ)
http://www.letre.co.jp/agora/index.html
全自由 一般 前売3000円 当日3400円 学生 前売当日共2000円
小中高生 前売当日共1000円
戯曲・演出：長谷基弘 舞台監督：井上義幸[F.F企画]、梅澤あすか
照明：伊藤馨 作曲・サウンドデザイン：安田徹、Monsoon Harmonic Orchestra
音響：萩田勝巳 宣伝美術：DUCK HUNT 制作：岩佐暁子[ウィンドミルオフィス]、
劇団桃歌309 企画制作：劇団桃歌309、ウィンドミルオフィス、有限会社アゴラ企画、
こまばアゴラ劇場 主催：有限会社アゴラ企画、こまばアゴラ劇場
助成：財団法人セゾン文化財団、平成16年度文化庁芸術拠点形成事業
出演：下記
2004/11/29(日)晴 1:02-2:54PM(1'51) 前方より 客席満員(70人)
客層：20-30歳代中心に幅広く。女性過半数。おばさん結構。
客入れ：開演定時20分前から整理番号順に入場。15,40,65番までと変則的な括り。
受付済みの実人数で分けたのかしら？。土足可、全自由席。ベンチ1列、雛壇に
椅子席4,5列。開場時で20人ほど、空席案内随時あり。チラシ束多め、ていうか
結構ある公演終了分は折り込み不要。この劇場でたまにあるけど、ゴミの処分を
兼ねているのかしら？。
折り込みパンフ。A4 縦折り 4ページ。配役、スタッフ、長い挨拶、同時開催
企画案内。ほか、役者写真1枚、病院の設定イラストと予告1枚。次回公演。
1/26-30プロデュース公演「超特急アガルタ」＠明石スタジオ。新作本公演「ザ・
ブラジャー(仮)」夏あたり上演。 ほか、長谷基弘、夏井孝裕のコントライブ！？。
物販。戯曲1000円ビデオ2000円。
2000年初演作、改訂再演。情勢や用語の変化・精神分裂症＞統合失調症。看護婦＞
看護師、婦長＞師長など反映あり。
舞台。斜におかれた四角い島舞台。病棟館の談話室設定。上手が外来ら本館、下手
が入院病棟。天井には紗幕が掛けられ、包むよな柔らかな明かりが注ぎ。天井際に
空調ダクト。中央にひょうたん型のテーブル。ほか、ベンチなど持ち込み式。
お話。東京郊外、山中の精神病院。地域密着型の診療を目指して、町中へ引っ越し
が決まっている。いらん影響をさけるため、患者達へはぎりぎりになって知らされる。
それに不満の向きもあるが、大方は依然のどか。しかし再発に不安を抱きながら
過ごしている。
囲いを取り払い、病院のある人達と近しい舞台。初演同様、時空の転換は控え、
時系列どおり。照明の移ろいで時間の流れを穏やかに示し。概ね、その場に止めた
演出で、病気にピン留めにされた人々の現実を丁寧に描き出し。多人数のすべてに
光を当て、誰にも平等な時間と生、しかし理不尽で不平等な病気の存在を浮かばせ。
やるせなさ、憤り、抗い、そして慈しみ。言葉と気持ちの移ろいがしっかりと届く
演技、演出に好感。心が柔らかくなったよな感触は、気持ちが込められてるからと
思うねこ。
初演 今回 シアターモリエール こまばアゴラ劇場 2000/6/22-25 2004/11/11-28 7ステージ 15ステージ 上演1時間40分 1時間51分 当日指定3000円 自由3000円 美術 ：長谷基弘 ？ 宣伝美術：坂本絢 DUCK HUNT 出演： ●患者、分裂、入院 桑田（クメダ 小山のボス） ：嶋村太一 粂田（統合失調／入院 とりわけお喋り） ：佐藤達 丸野（新入り） ：橋本健 丸野（統合失調／入院 どたばた） ：バビィ 南 （お話好き） ：森宮捺芽 南（統合失調／入院 いつも読書） ：ほりすみこ 目黒（とんちんかんでにぎやか） ：石井なつき 目黒（統合失調／入院 時々お母さんぽく） ：山口柚香 ケイちゃん（タイルを数える） ：針谷理繪子 ケイちゃん（統合失調／入院 タイルを数える） ：金森利江 小池（長くいるじいさん。絵が得意） ：吉原清司 ●患者、躁鬱、入院 川瀬（シャイな人） ：内田義也 川瀬（躁鬱／入院 新入り） ：渡邉真二 赤田（スポーツマン。自殺癖あり） ：バビィ 赤田（躁鬱／入院。自殺癖あり） ：吉田晩秋 谷口 ：時岡恭子 谷口（躁鬱／入院） ：福岡ゆみこ[1176エグリントン] 森本 ：山本浩司 和泉 ：林美紀子 ●患者、神経症または躁鬱、通院 検見川（新患。もの書き） ：楠木朝子 検見川（神経症／通院。新患。漫画家） ：藤本昌子 小柴（躁鬱／ステイ／通院） ：渡辺香奈[青年団] 寺林（文章書くのが好き） ：小早川典子 辻（最近また通院している女子大生） ：にうさとみ ●病院スタッフ 院長（父親から病院を最近引き継いだ） ：鈴木健介 嶋村太一 三浦婦長（ベテラン看護婦。口はわるい） ：坂本絢 三浦師長（婦長。口やかましいが頼りになる） ：楠木朝子 田嶋（新米看護婦。どじで患者を和ませる） ：棚瀬かほり 田嶋（看護師。どじっ子） ：福士史麻[青年団] 宮崎ＣＰ ：森和子 宮崎（臨床治療士） ：森宮なつめ 鳥井（看護士？見習い） ：吉田吾輝 武藤ＰＳＷ（ソーシャルワーカー） ：岸本百恵 ●近接住人または研究対象 じいさん（近接住民。いつも病院にいる） ：鈴木ゆきお 吉原清司 ヨックン（知的障害／研究対象） ：久保田恭介 にうさとみ
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