＠渋谷 PARCO劇場(2011/12/3-30 31ステージ)
http://www.parco-play.com/web/page/
全指定 8000円 プレビュー公演7000円 U-25チケット6000円
＠小倉 北九州芸術劇場 中劇場 1/6-8 3ステージ
＠大阪 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 1/11-23 16ステージ
＠金沢 金沢歌劇座 1/25-26 2ステージ
＠博多 キャナルシティ劇場 1/28-29 3ステージ
＠仙台 電力ホール 2/1-2 2ステージ
＠新潟 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場 2/4-5 2ステージ
＠名古屋 名鉄ホール 2/24-26 4ステージ
＠広島 アステールプラザ 大ホール 2/28-29 2ステージ
作・演出：三谷幸喜 美術：堀尾幸男 照明：服部基 音響：井上正弘
衣裳：黒須はな子 ヘアメイク：河村陽子 演出助手：大江祥彦
舞台監督：松坂哲生 製作：山崎浩一 プロデューサー：毛利美咲
企画協力：コードリー 企画製作：(株)パルコ
出演：
西村雅彦：男1
近藤芳正：女2
2011/12/16(金)晴 7:05-8:40PM(1'34)中段上手 客席満員(450人)
客層：20-30歳代〜中年層 大人寄りに幅広く。女性8割。
客入れ：折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ A4 1500円。
差し込み冊子がいろいろの変則版。座談会、三谷幸喜上演記録など収録。
ポスター500円？。カーテンコール2回1分。
三谷幸喜感謝祭の最終。笑の大学のコンビ再び。
舞台。モノクローム、メタリックな島舞台。上手に机と椅子、下手にベンチ。
それぞれの後ろに高くカーテン。正面前方に細く水流、は見えざる主役メタファー。
お話。交通事故にあった少年は緊急手術が必要。しかし父親は輸血なしの手術を
懇願、承諾書のサインを拒否。医局の副部長は父親の説得にかかる。子供の命の
保証できるのはあと90分。冒頭実在の事件をもとにしたが、モデルとなった人や
団体を誹謗中傷するものではない意の字幕を冒頭。結構すれすれなので訴訟防止
がためなのね。
役者熱演のガチ会話バトル。裏表をさらけ出す、医局副部長役西村さんの人間臭い
演技に好感。恐れから信条にしがみつく、父親役・近藤さんにはイライラさせられ
て苦笑。少年の命を前提とした設定でゲームのように展開する趣向が引っかかり。
後味の悪さが拭えないねこ。「正しさ」を主張して譲らない者通しの泥仕合を
描きたいのだろうけど。昇華してなんぼの演劇でそれをせず、この設定で生100％で
描くのには困惑ねこ。途中の駆け引き、矛盾あれこれ含みだけど、はドラマの面白さ
が先だって計算した、心でなく頭で書いた感じが露わで嫌ーんだし。うーん、
三谷さん大丈夫かなあ。
[月間一覧］