＠下北沢 ザ・スズナリ(2015/02/21-3/1 10ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
指定4200円 ベンチシート（整理番号付自由席）3800円
早期観劇割引 指定3700円 ベンチシート3300円 U-25チケット2000円
＠北九州 北九州芸術劇場 小劇場 3/7-8 2ステージ
＠名古屋 愛知県芸術劇場 小ホール 3/14-15 2ステージ
＠大阪 HEP HALL 3/18-24 8ステージ
作・演出：土田英生 舞台美術：柴田隆弘 照明：吉本有輝子 音響：堂岡俊弘
衣裳：大野知英 ［iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA］ 演出助手：磯村令子
舞台監督：青野守浩 イラスト：川崎タカオ 宣伝美術・宣伝写真：西山英和、
大塚美枝［PROPELLER.］ 制作：垣脇純子、本郷麻衣、小山佳織、谷口静栄
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（トップレベルの舞台芸術創造事業）
企画・製作・主催：キューカンバー 京都芸術センター制作支援事業
出演(登場順）
高阪勝之[男肉du Soleil/kitt]：籾山オサム
水沼健 ：山岸正己
尾方宣久 ：坂木俊
山本麻貴 ：柳原裕香
金替康博 ：南ノリト
奥村泰彦 ：高台浩宇
土田英生 ：高台暁明
もたい陽子：南江里奈
松原由希子[匿名劇檀]：川ロナオ
高橋明日香[kitt] ：高台美帆
2015/02/24(火)晴 7:33-9:23PM(1'48)後方中央 客席満員(140人)
客層：大人中心 女性過半数。
客入れ：自由ベンチ2、通路、椅子10、ベンチ1。縦通路あり、全体狭め。
折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚。次回公演。来年2-3月 東京大阪ほか。
物販。パンフ A5 19ページ 500円。DVDなど。カーテンコール1回2分。
女性客演3人をいれての新作。
舞台。古民家リノベーションな集会所。弧を描く太い天井梁、白漆喰の壁、淡い市松
抹模様の床。前方に大きめテーブル、下手畳台、和風ライト。上手ホワイトボードの
掲示板。正面、後方に簡易シンク、窓から田園と山が望め。
お話。死に至る原因不明のヨコカワ病がため、離島に隔離された人々。マイノリティ
出身の元保健所所員と親類や、引き離された夫婦など事情それぞれ。定期的なケアが
さｗれたいたのがある日一変して。
奇想に驚かされ、物語り展開、伏線拾いの巧さに舌を巻くねこ。死の恐怖と絶望、
およそ笑えない状況なるも表立たず、おかしみ醸し。悲劇なるが故のユーモアつうか。
MONOらしい偏屈なキャラ芸と会話の応酬・アンサンブルの妙。オトボケ顔も冷徹で
残酷な筆致で描いて堪らず。大事の前の小事、シリアスの中におバカ、勘違いの
重なり、対比で滑稽／哀切感が止まらない。もう笑うしかないねこ。
アフタートーク 9:26-9:46PM(20)ほぼ居残り
もたい陽子、高橋明日香、奥村泰彦、土田英生
土田 劇場の温度、暑くて死にそうになったとか。紹介。知らない人もいるかも
しれませんが、京都を拠点に活動しています。男性5人になって10年以上。
中年男5人では書くことがなくなってしまう。いろんな人に参加してもらって、
今回は女性3人に。劇団を知って頂きたい。参加して不思議に思った、
不満があればガチなやつでいいので。それに言い訳、できなければ謝ります。
もたい (不満）稽古で演出家が手を叩いたりして始まるが、土田さんはずっと
ふざけているので、いつ始まったのかわからない。
奥村 5年もすると慣れます。
もたい みんな無視して自分のタイミングで始めているし。
土田 稽古場では巧い役者がいる。家でリビングでくつろいでいるかのようにして、
芝居を引き出す狙いがある。実は自分が受けたいだけという私利私欲もある。
奥村 ここで実演してみせたら。
土田 それは恥ずかしいので。劇団外の公演では通用しないのでやりません。
ただ恥ずかしい癖があるので(両手で乳首を弄る）。宝塚出身の女優さんに
それは何かと面と向かって聞かれたことがある。訳がわからない顔をしていた。
高橋 座組では奥村さんだけ知らないので緊張して。
奥村 土田さんは高橋さんをkittで子飼いのようにしている。
高橋 奥村さん抜きでうんぬん。今日も(MONOメンバーは）みんなあまり喋って
いない。
土田 みんな喋るタイプではない。仲良くなりたいなと思って接しないと。
もたいさんのことは気に掛けているが、忙しいから稽古が終わってから飲みに
いけてない。
もたい みんなすっと帰ってしまう。
土田 公演が終わると、1年間会わない。稽古場で合うと恥ずかしい。この前奥村と
下北沢で会ったが、やあとすれ違っただけ。
奥村 ドライに。
土田 28年一緒なのでもう。
もたい 今度誘ってください。
土田 もっと演劇的な不満はないですか。自分（の演出））はよくやりにくいと
言われる。MONOはアンサンブルなので全員で台詞を回し続ける。一人が前に
でてくる芝居が嫌い。
もたい 独特の呼吸を合わせることは新鮮。心地よさがわかってきたところ。
土田 奥村一人がはみ出る。意識的にやっているのか。俺は言っていない。
奥村 意識的に。結果がよければいいと思っている。
土田 アドリブ禁止。歩幅まで一緒にと稽古している位。奥村はちょっと受けると。
今日もなんか上の方をみているなと、客席に視線を向けたり、やっているなと。
奥村 巧くいかず、試行錯誤で（やっている）。
奥村（不満）舞台でお茶を飲んでいたら怒られた。
土田 それは汚れるから。常識がないよ。自分は美術家だだから、自分の作品の時は
誰もなにもいえないんだと思う。
高橋 みんな仲がいいですね。作品について話す時間が長くてよかった。
土田 今回はとくに台本ができずどうしようかと。劇団の芝居なのでバランスは
とれていると思う。楽屋で他の人のゴミを捨ててあげたエピソード、
仲のよさについて。仲が悪い時期があって、だめ出しで「いいよ」と反発される。
なんで俺の演出で許可をうけないといけないのかという。（ここで窓外の葉っぱが
揺れておしまいの合図）。
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