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 マームとジプシー「てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。
 そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて。」

 @武蔵小金井 小金井宮地楽器ホール 大ホール(2020/10/02-04 4ステージ)
 全自由 前売4000円
  @豊岡 城崎国際アートセンター 9/19-21 3ステージ
  @香川 四国学院大学 ノトススタジオ 9/26-27 2ステージ

 作・演出 藤田貴大 衣装:suzuki takayuki
 舞台監督:原口佳子 照明:小谷中直美 音響:竹内和弥(彩の国さいたま芸術劇場)
 映像プラン:召田実子 映像オペレーター:宮田真理子
 記録映像(豊岡・東京):小西楓 ロゴデザイン:名久井直子
 制作:林香菜 古閑詩織(合同会社マームとジプシー)
 出演:荻原綾、尾野島慎太朗、成田亜佑美、波佐谷聡、召田実子、吉田聡子

 2020/10/04(日)晴 1:09-2:45PM(1'36)1F前方中央 客席6割?(170?人)
 客層:20-30才代中心、女性過半数。
 客入れ:デザイン入った宮地楽器ホール 3F。感染対策。検温、セルフもぎり、
 手指消毒。3列最前、1席空け、1Fゆる満員。2Fは前方2列目位まで。
 折り込みパンフ CDサイズ。物販。Tシャツメイン。 カーテンコール2回。

 2013年初演作、4年振り東京公演。
 舞台。中央と上手奥に、カーキ色のテント。軍人チェスがテーブル上にあり。
 ミニカーとか、舞台上に置かれ。床面に白の斜め格子セクション。
 お話。卒業を前に自主的雲隠れした子と同級生達。個々の孤独と、星座のような
 友愛を、10年後の追想とも描く。

 コロナ禍にあって、個人と社会、観客と劇場のこと、点と線内のことを強く思うよね
 再演。孤独への気づき大小あれど見つめ直す、記憶が薄れることをやるせなく思う
 登場人物達にしみじみ。そうでもない人のギャップには笑い。 藤田さん、内に帰った
 のかと思ったけど、いっそう外とも繋がり、視野を拡大した印象。
 リフレイン、カットバックら手法は、数を抑えながら、強度を増して印象深く。
 発話の仕方は速度に乗せるでなく、地に足をつけて深度を増し。マイク使いゆえか、
 台詞が全部クリアに耳に入る効果もあり。
 役者さんたちは、以前より活力を感じさせて、再開を一層嬉しいものとし。
 カメラで犬らミニチュアら投影、以前より遊び心ある、愉快な演出で○。

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