＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2023/03/03-12 10ステージ）
全指定 一般4300円 初日割引3800円 25歳以下2000円
＠伊丹 AI･HALL 伊丹市立演劇ホール 2/22-26
＠豊橋 穂の国とよはし芸術劇場PLAT アートスペース 3/18-19
＠四日市 四日市市文化会館 第2ホール 3/26
＠大府 おおぶ文化交流の杜 allobu こもれびホール 3/28
作・演出：土田英生 舞台美術：柴田隆弘 照明：吉本有輝子（真昼）
音楽：園田容子 音響：堂岡俊弘 衣裳：大野知英 演出助手：neco（劇団三毛猫座）
演出部：習田歩未 舞台監督：青野守浩
イラスト：川崎タカオ 宣伝美術：西山榮一（PROPELLER.）大塚美枝（PROPELLER.）
制作：垣脇純子 豊山佳美 谷口静栄 山田航大 主催：キューカンバー
提携：公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団 助成：文化庁文化芸術振興費補助金
（舞台芸術創造活動活性化事業） 独立行政法人日本芸術文化振興会
制作協力：サンライズプロモーション東京 京都芸術センター制作支援事業
出演： 初演 今回 2008/3/6-16 2023/3/3-12 13ステージ 10ステージ ザ・スズナリ 吉祥寺シアター ほか ほか 1時間49分 1時間55分 久里勝（長男） 奥村泰彦 ← 久里悟（次男） 水沼健 ← 家永真知子（悟の内縁の妻）亀井妙子 石丸奈菜美 久里隆（三男） 金替康博 ← 久里賢（四男） 土田英生 ← 庄司まり（賢の内縁の妻） 山本麻貴 高橋明日香 久里一二三（五男） 尾方宣久 ← 楠原梢（一二三の彼女） 松田暢子 渡辺啓太 久里翔（六男） 本多力 渡辺啓太
2023/03/06(月)晴 7:03-8:59PM(1'55)中段上手 客席9割(200人)
客層：3世代、20-30才代中心に学生〜ベテランまで。男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。最前B列。バルコニーは未使用。
当日パンフ A4 1枚。物販。パンフ A5 500円 上演台本1000円 ほか。
カーテンコール1回。
15年ぶり、客演なし、劇団メンバーのみで再演。
舞台。初演同様でスケールアップ。建てましてだまし絵かという、和洋折衷。
下手、市松床のホール、正面奥に浴室、袖側の階段上がって傾いだ二階、
危篤の家長部屋。そこから呼び出し用の鈴が延び。中央奥から正規の玄関。
上手側に畳部屋、床の間に「家庭円満」の墨書掛軸。袖側のクランク階段から
同居次男の部屋設定。下に襖と平土間。フォトジェニックで素敵、バックステージ
ツアー希望。
お話。四つ子、目立たない五男、四つ子に可愛がられる養子の六男。父の死を前に
妻や恋人と集う彼ら。五男を余所に結託する彼らは、近所や社会、家族の中の立ち
位置をむやみにこだわる。脳天気さには苦しみが潜み、やがて家族の秘密が明らかに
なって…。
年相応のことができない大人が「家庭」ら環境に囚われ、痛く面白い。初演から
MONO古参続投で、年を重ねた分、悲喜劇一層感。ねばならぬ症候群・刷り込み故の
愚行、拠り所なき人の孤独と悲哀は巷にあり、今の物語として活き。
初役のメンバーも適所適役、闊達に演じ。四男妻役の高橋さん、隷属中／解放後とも
ぱっと輝くよな演技で○。輝くと言えば、金替さんの金髪にはちと驚く（役柄には
あって○）ねこ。
[月間一覧］