＠吉祥寺 吉祥寺シアター（2024/02/22-25 6ステージ）
全自由（（整理番号付）一般5500円 60歳以上4500円 25歳以下4500円
18歳以下1500円
＠名古屋 メニコン シアターAoi 3/1-3 3ステージ
＠町田 桜美林学園桜美林芸術文化ホール ストーンズホール 3/30-31 2ステージ
作・演出：藤田貴大 衣装：若林佐知子（swllow） シューズ：trippen
ヘアメイク：大宝みゆき 照明：小谷中直美 音響：今里愛（Sugar Sound)
映像：召田実子、宮田真理子 舞台監督：熊木進 宣伝美術：名久井直子
助成（東京公演）：文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業
(創造団体支援))｜独立行政法人日本芸術文化振興会
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 東京ライブ・ステージ
応援助成】
出演：
荻原綾
尾野島慎太朗
成田亜佑美
波佐谷聡
吉田聡子
召田実子
2024/02/23（金・祝）曇 6:03-7:50PM（1'47）後方上手 客席満員（230人）
客層：2世代 20-30才代女性とベテラン男性中心。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。整理番号順に順次整列、開場時50人ほど。
Ａ席からの通常客席、当日券バルコニーも満員。当日パンフ 縦長ハガキサイズ
3ページ 伊達市風景の生写真付き。物販。色々。カーテンコール1回 拍手続くも
2回目はなし。
2年振り新作。
舞台。前側2/3と狭め使用。大スクリーンに常時田園や海原映像投影。静止画と
思ってると、馬がやってきたりする。上下に本物のテント1張り、種々キャンプ用品。
傍らの「ケルンコンサート」ジャケットは過去作から継承。
お話。「てんとてんを、…」リプリーズ。北海道・伊達に住み、また帰郷した人達の
袋小路の心象と、1945年伊達空襲〜2024年侵略戦争、今の人々のありさまを描く。
目の前の世界から悲しいほどに視野を拡大、その距離感が痛切に胸に響き。2013年
「てんとてんを、…」初演メンバーが同じ登場人物で続投、一層意味ある公演とし。
地元コミュニティの閉塞感、トラウマを引きづりながら、生きていく人々。留まる
だけでないさまもまた共感を呼び。そして強く表れるのは戦争、その繰り返しへの
疑念と悲嘆、リアルに観客と結びついた今の作品となり。演出では、お家芸の
リフレインを極め。中盤、6人での複雑で長尺な、もはやリズムセッションが凄い。
コミュニケーション不全を描くモノだけど、技量の高さは快感を呼び。
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