＠新宿 パークタワーホール(2008/3/29-30 2ステージ)
http://www.ozone.co.jp/parktowerhall/
全指定 前売3500円 当日4000円 2公演共通チケット6000円
振付・演出：北村明子 映像：兼古昭彦 作曲：粟津裕介
ヴォイス・パフォーマンス：森下真樹 照明デザイン・美術：関口裕二
衣裳：堂本教子 テクニカル・ディレクター:川口眞人(Le Rayon Vert)
音響:山田恭子 振付助手:小澤剛 宣伝美術:柳沼博雅(パーソウ)
プロデュース:布施龍一 制作助手:江間佳代、永妻亜矢子
助成:芸術文化振興基金助成事業、EUジャパンフェスト日本委員会
協力:セゾン文化財団 JCDN
Haus der Kulturen der Welt/IN TRANSIT 共同製作作品(初演2005)
出演：
北村明子、野沢英代、堀川昌義、小澤剛、大久保裕子、前島弥恵子、三東瑠璃、
穴井豪、奥野美和
2008/3/29(土)晴 7:39-8:54PM(1'14)中段上手 客席ほぼ満員(240人)
客層：20才代後半、中年層も多い大人客席。女性過半数。
客入れ：開場開演定刻10分前。事前のロビー開場なし。常設のひな壇客席。折り込み
チラシそれなり。パンフA4 1枚。ダンサーのクレジットがないのはなぜ？。
物販なし。カーテンコール1分3回。
2005年作品、海外公演を経ての再演。
舞台。円弧を描く壁が後方、開口5。中央に白墨で描いた円環。回転する床映像には
赤色散ったり。
構成。すり足での能がかりや麻痺、マーシャルアーツな動き。白装束な個々とコンタ
クト。機械音あるいはヴォイスパーカッション。円環内と背景に動きにつれる映像。
一箇所、コミカルな小芝居で箸休め。
かっこよく造り込まれた、精緻な混沌。宗教儀式めいた様式は無香料仕立て。記号化
された動きがめまぐるしい緩急をつけながら加速。ソロとデュオの高速組み換えとも
計算された混沌を現し。映像、シルエット、ヴォイス、小芝居ら趣向で混沌にスパイ
スを与え。なれど、通してみるとゴーストの名の通り、つかみ所のない茫洋な印象が
残り。外乱、計算外の要素などがあっても…とか、初演同様に思うねこ。
はじ切れたバネのような鋭い動きをまじえ、自在な北村ソロ。いつもながら突出して
て魅了されるねこ。
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