＠高円寺 座・高円寺１(2012/2/24-3/4 12ステージ)
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全指定 4500円 学生3000円
ほか、全国ツアー
作：鈴木聡[ラッパ屋] 演出：鈴木裕美
美術：斎木信太朗 照明：中川隆一 音響：井上正弘（オフィス新音）
衣裳：竹原典子 演出助手：鈴木修 舞台監督：村岡晋
イラストレーション：荒井良二 宣伝写真：塩谷安弘 宣伝美術：潮田真樹子（FORM）
制作：有本佳子、津田はつ恵(プリエール）
提携：座・高円寺、NPO法人劇場創造ネットワーク 後援：杉並区
助成:芸術文化振興基金 主催：グループる・ばる
出演： 初演 今回 vol.14 Vol.19 2006/11/17-26 2012/2/24-3/4 14ステージ 12ステージ 2時間6分 2時間13分 水野多佳子：松金よね子 ← 小西邦江 ：岡本 麗 ← 本田真知子：田岡美也子 ← 坂手川正信：加納幸和 ← 松原光夫 ：井之上隆志 ← 芹沢保 ：佐藤二朗 津村知与支[モダンスイマーズ]
2012/02/29(水)曇 7:00-9:14PM(2'13)上手後方 客席8割(200人)
客層：30才代〜中年層中心の大人客席。女性過半数。
客入れ：通常客席。装置が下手よりかつ斜に置かれているので、下手側のほうが
いいのかも。折り込みチラシ 本公演分のみ。パンフ B5 3ページ。挨拶、予定、
配役、スタッフ。次回公演。来年1/12-20「片付けたい女たち」再演＠東京芸術劇場
シアターイースト。 物販なし。カーテンコール1回1分。役者紹介あり。
5年振り再演作。ほぼ初演メンバーが続投。
舞台、お話 初演と同じ。ご近所の八百屋の占いで今晩死ぬと告げられた熟年女性。
長年の友人を呼び出し、最後の時を一緒に過ごして欲しいと告げる。なにをバカなと
真顔の彼女を笑い飛ばすのだが。セールスマン、宅配運転手、女性が若い頃憧れた
男性の息子が捲き込まれての一騒動。
テンポ､緩急が心地良い。細部に魂宿ると性癖事細かに演じ、人情芝居を豊かにし。
荒唐無稽な死の宣告が初演に比し笑えない、リアルな不穏、不安感あり。生と死を
語る時、3.11の惨禍が浮かんでしまう。ならばこそ笑いに救われる心地して、再演の
意図はしらねど、価値を感じるねこ。元カクスコのメンバーを客席に見かけ。井之上
隆志さんはいつもながら巧みな過剰さで楽しませてくれ。セールスマン・加納幸和が
ダンディ、ジェントルしごくで素敵。座蒲団圧縮袋を扱う所作まで歌舞がごとし。
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