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 書簡朗読劇「ファンレターズ」(五日目M)

 @新宿・THEATER/TOPS スタッフ、他の回出演者ほかデータ
 出演:
 楠見薫[遊気舎]:夢野愛 ジュニア少女小説作家
 田嶋ミラノ  :矢野優子 夢野の「熱狂的な」ファン

 1999/7/10(土)晴れ 3:03?-4:10?PM(1'07?) 中段より 客席満員(150人)
 客層:20-30才代中心に老若男女。女性過半数。全体、服装やらやや地味な印象。
 客入れ:今回は補助椅子なし。袋小路な奧のお客に限って遅れてくるから不思議
 (通路あると思ってる?)。頃合に奧詰めをした方がいいかも。

 関西小劇場役者の組み合わせ。昨晩の大森美紀子/わかぎえふとは逆に、小説家側
 が関西弁で語る組合せ。

 お話ほか 前略。テーブルに濃い色水がはいった小コップ追加。咳き込みが辛そうだ
 った、楠見さん用お薬かしら?。

 2人ともぐっと気持ちをいれての役者芝居。マチネのせいか、乗りがいまいちだった
 お客も楽しめたのでわ。楠見さん。子供ぽい無邪気なキャラ設定。表情、仕草に
 変化をつけ、楽天的な少女小説家なメリハリ。関西弁はほとんど出さず。全体、
 普通な人に収まった印象。後半、咳で中断する場面が幾度かあり、客席ハラハラ。
 それもまあお客とともに苦笑しちゃったりして、妙に場内和んだり。
 ミラノさん。明星真由美、わかぎえふと見てきて、彼女が一番普通の子ぽい印象。
 小説家のことを語るときの和らぎ、敵とする編集者に対する悪意などくっきりと
 演じ分け。いまどきの子って感じ。待ちの間、両手で台本もち微動だにせず、きちん
 とした佇まい。ふーん、ねこ。

 服装は夏の普段着ぽく。楠見さん。グレーシャツに紫地・蝋けつ染めのノースリーブ。
 ミラノさん。明るめのオレンジ色Tシャツにクリーム色ロングスカート。

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