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 上海太郎舞踏公司「”EROS” 〜上海太郎の淫乱なつぶやき〜」

 @大阪 豊中市立ローズ文化ホール(2003/12/4-5 2ステージ)
 http://www.city.toyonaka.osaka.jp/toyonaka/yu_guide/hall/rose.html
  @江東区亀戸文化センター カメリアホール 12/17 1ステージ
  全自由(東京は指定) 前売3500円 当日4000円

 構成・振付・演出:上海太郎 振付:室町瞳 音楽:土井淳
 舞台監督:久保克司 照明:大川貴啓 音響:増田郁子 宣伝美術:東学
 制作:上海太郎舞踏公司
 出演:
 上海太郎、いいむろなおき、室町瞳、若草鹿、湯殿純、新石器素子、
 犬侍幾代、若旦那家康

 2003/12/5(金)曇 7:08-8:53PM(41/休11/51) 前方中央より 客席5割(200?人)
 客層:20-30才代最多に老若男女。女性過半数。おしゃれな子とそうでもない子が半々。
 客入れ:招待、前売りの順(当日券は後?)で入場。ホール前に番号を呼んで整列、
 きっちりと入場させ。開場時で50人ほど。荷物預かりなし。高低差ある雛壇に跳ね上
 がり式固定椅子の客席。どこでも見難いことはなし。最前列と前の通路際は客いじり
 サービスがあって、お得。折り込みパンフ。B5 3ページ。エロティックな背景写真に
 長めの挨拶、用語解説、配役、スタッフ掲載。プログラム1枚は別紙。
 物販。CD新譜 1000円。上海太郎×深川和美デュオ「恋はイタリアーノ」。今公演の
 DVD、ビデオの予約(2/2発売 4500円)
 
 99年作品再演。お得意の群舞ものでなく、ソロもしくはペア作中心の特別版。
 上海太郎、室町瞳に初演続投のいいむろなおき、とできるパフォーマをメインに
 据え。
 舞台。素舞台。ギャングスタイルの人物がタイトルプラカードをムーディに掲示。

 構成。ほとんど初演と一緒。上演順を変更、初演から出演者が変わりなくなった
 もの、逆に追加となったものあり。

 SEX絡みのエロとこっぱずかしさを、巧みなすり替えで描くかわいい娯楽作。
 マンガなキャラ、茶目っ気ある見立ての面白さがとても愉快。単純楽しくも、艶笑
 な洒落っけは大人限定のお楽しみ。上海太郎の悪魔的な芸達者ぶりは健在。室町瞳
 の親しみやすく愛らしい様と確かな技術もまた。絡む、いいむろは初演に増して
 積極的に仕掛け。上海太郎との丁々発止のやりとり◎。少数精鋭のセッションな
 趣の今回。とても上出来も、群舞はなく、ファンには淋しいところかも。
 
 1ストリッパー
 目尻金ラメの挑戦的な目線の踊り子(上海太郎)。客席にも降りてしっかりサービ
 ス。自慢は豊満っていうか放漫なバスト。どう、かかってきなさいよ!。と鼻息は
 荒かったのだけれども。

 2怪傑!黒痴漢
 女性の敵なはずだけど、彼だけは違うの、黒痴漢様(ハートマーク)。電車で
 タッチ、道端で裸コート、園児のスカートめくり。すっかりときめいてしまう
 女性達。坊やエロ本かい?!、よろしい、おじさんが引き取って。3人の変態に
 襲われそうになる女性を奪って、犯して、喜ばれ。たけど、野郎どもの処に放置
 しちゃまずくないか?。

 3スワッピング
 少年2人。パトカーと遊ぶ(上海)、はしご車と遊ぶ(いいむろ)。共に好きと
 言うより、溺愛してる風。お互いに気になる他人の「乗り物」。たぎる欲望、羨望
 と嫉妬心。痛いのも快感プレイ、でも…。

 4西村亜矢子27才 自他共に認めるいい女
 毎夜の悪夢、中学時代の「白鳥の湖」配役発表の前夜。思いついた不可思議な
 配役、一体どうやって踊ればいいのか?。目が覚めて、今日の振付はなに?。
 上海太郎のナレーションにいいように踊らされてしまう、いい女(室町)。
 
 5発情期
 もうダメ歩、と歩けない砂漠の探検隊。死にそうなのに、なぜか集団欲情。気が
 狂ったのか、みんな!。いつのまにか、自分もまた。

 休憩
 6SEX
 気を引きながら、キャッチボール。俺のタマが受けられるかな。高じて、グローブ
 をつけ、激しく、そして満足。再試合、うっかりグローブをつけ忘れたりして
 (内緒)。

 7プラトニック・ラブ
 お相撲(上海、いいむろ)。古式ゆかしく、見合って、そして勝負はラブリー。
 うれし恥ずかしく、行司もつられて、決まり手はバレエ技法。

 8自慰
 一本のロープ。思わずのぞきをしてしまい、欲情。上り詰めて、満足、脱力。

 9接して泄さず
 I トイレ編 もう我慢できない、待ってやっとトイレに入り込む。することを
  よしとはせずに。
 II ソフトクリーム編 美味しそう、しかし食べることをよしとはせずに。
 III 行列編 もう少しで自分の番、しかし…。
 IV ミステリー編 真相は次のページで明らかに、しかし…。

 10さらば 怪傑!黒痴漢
 快男児の馬と共に旅する、ロードムービー。その喜怒哀楽。

 初演         今回
 伊丹 AI・HALL    豊中・ローズ文化ホール
 1999/9/24-26     2003/12/4-5
 4ステージ       2ステージ
            東京・カメリアホール
            2003/12/17
            1ステージ
 80分(休憩15分不含) 92分(休憩11分不含)
 前売3300円      前売3500円
 プログラム
 1SEX       1ストリッパー
 2女の友情      2怪傑!黒痴漢
 3スワッピング    3←
 4怪傑!黒痴漢    4西村亜矢子27才 自他共に認めるいい女
            5発情期
  休憩         休憩
 5ストリッパー    6SEX
 6プラトニック・ラブ 7←
 7接して泄さず    8自慰
 8男の一生      9接して泄さず
            I トイレ編
            II ソフトクリーム編
            III 行列編
            IV ミステリー編
            10さらば 怪傑!黒痴漢
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