G2プロデュース #007 SUPREME-EXPRESS「とまれない12人」
@新宿 スペースゼロ(2003/12/10-23 18ステージ)
http://www.spacezero.co.jp/
全指定 前売5500円 当日5800円
作:後藤ひろひと[Piper] 演出:G2
美術:綿谷 登 照明:黒尾芳昭 音楽:佐藤史朗 音響:内藤勝博
スタイリスト:遠藤百合子 大道具:浦野正之 演出助手:若月理代
舞台監督:金子武男 宣伝美術:河野真一 制作:千葉博実ほか
プロデューサー:大西規世子 主催・製作:ジーツープロデュース
2003/12/20(土)晴 2:06-4:02PM(1'53) 中段より 客席ほぼ満員(450人)
客層:20-30才代女性8割。二人連れ多し。
客入れ:当日券。端通路の補助椅子と中央部分の本席。20-30席ほど。初演同等に
列車を中においたセンターステージ。全雛壇A〜H列が奥、1〜11列がロビー側。
あんまり前で両脇だと、斜め目でちょっといやかも。チラシ束厚め、袋にいれて
ほしいところ。折り込みパンフなし。まったくないというのは如何なものか。
物販。パンフ A4 34ページ 1500円。役者カレンダーともなり。DVD予約あり。
98年初演。続投役者も役柄を変えて、刷新した再演。
舞台。クルーザー?!、じゃなくてヨーロピアンな客車がどーん。反対側の客席が
見えそうで見えず。今は無きブルートレイン(稀少)色で、今時ないだろな先頭出っ
張り(空力無視)が運転席。座席は2列・10席、後方喫煙場所にソファと物置がある
贅沢空間。入口上の電光掲示は新幹線とかと一緒。
お話。時速500kmというから、すぐには止まれない超特急。鹿児島〜青森を5時間で
結ぶその開業初日。抽選で選ばれた乗客はうきうき、でもない…人も結構いたりして
、へん。へんなのはそれだけでない、思いも寄らぬ事件や人生ドラマが連発して…。
ご都合主義、おばかでメチャ+ちょっといい話=TVな面白さが楽しめれば当たり。
そこらを醒めてみちゃうと外れかもな、畳みかけシチュエーション・コメディ。馬鹿な!、
じゃなくて、そんなあ?!(笑)と、ごり押しを笑えればよし。だけど、演出はいつも
どおり格好つけのウェルメイド志向。もっと無責任にとっ散らかした方がいいのにと
思うねこ。
客席お姉さま大方がお楽しみの役者芝居。は、大方持ち味を生かした、なるほど
配役。予想通りなんだけど、もっとアクの濃さがほしい。というか、役者をもっと
自由に遊ばせてほしかったねこ。12人の暴れん坊将軍(意味はないけど勢い)な
ノリで。
その暴れきれてない役者。山内さん。こわ面白い美味しい役。曽世さん。ラスト発奮、
一番美味しい役かも。植本さん。キャラ(声)単調、そうしかやりようのない役でかわ
いそう。持ち味の毒の華が活かせず。神野美紀。彼女も創りこみキャラ、自然体すぎ
て△。久ヶ沢、池鉄、関、小須田、楠見 各さん。持ち味生かして○。でも、できて
当たり前の範疇をでなくて、うーん(全体期待しすぎかも、ねこ)。岡田さん。ただ
五月蝿い人みたい。実は…な意外感が残らず、うーん。奥野さん。こんな役だっけ?
、印象に残らず。大王。一人自由に泳ぎながらのどさくさまぎれ台詞にクスリ笑い
ねこ。
初演 今回
・1998/12/12-13 ・2003/12/4-6
2ステージ 4ステージ
びわ湖ホール 札幌スピカホール
・1998/12/17-30 ・2003/12/10-23
15ステージ 18ステージ
スペースゼロ ←
・2003/1/9-10
2ステージ
九州まどかぴあ
・1999/1/12-18 ・2003/1/13-20
10ステージ ←
大阪MIDシアター ←
・2003/1/22
1ステージ
広島クレドホール
全27ステージ 全35ステージ
上演2時間? 1時間53分
全指定4000円 5500円
作:後藤ひろひと ←
演出:G2 ←
演出補:山西惇
美術:綿谷登 ←
出演:
サインをねだる男・朝倉浩一 :升毅 岡田義徳
ヤクザにしか見えない男・野間 :山西惇 山内圭哉[Piper]
「雷神号」おたくの少年どんぐり:わかぎえふ 植本潤[花組芝居]
コスチュームの男・キリヤマ :三上市朗 久ヶ沢徹[サモ・アリナンズ]
鉄道警察・来巳 :久保田浩 池田鉄洋[猫のホテル]
もの静かな男・坂本彰夫 :蟷螂襲 関秀人[立身出世劇場]
ジュラルミンケースの男・近藤 :川下大洋 小須田康人
謎の女・堀川 :牧野エミ 楠見薫
東北弁の女・渡辺あゆみ :村木よし子 神野美紀
TVレポーター・安芸ゆうみ :楠見薫 奥野ミカ
1号車パーサー兼ウェイター北川:野田晋市 曽世海児[Studio Life]
コピーライター・大曽根 :後藤ひろひと ←
運転手 : 小林浩司
アナウンスほか(声の出演) : 三上市朗、コング桑田、松永玲子
[月間一覧]
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