＠下北沢 ザ･スズナリ(2004/10/20-24 7ステージ）
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全自由(整理番号付） 前売3300円 高校生以下2300円（劇団予約のみ）当日3500円
＠名古屋 七ツ寺共同スタジオ 9/16-20 6ステージ
＠大阪 一心寺シアター倶楽 10/1-3 4ステージ
原作：鈴木翁二 作･演出：天野天街
舞台美術：水谷雄司 照明：小木曽千倉 音響：椎名KANS、鎌田千香子、宮袋充弘
映像：浜嶋将裕、長田知子、斉藤琢磨、大月未知也
宣伝美術：アマノテンガイ イラスト：鈴木翁二 ロゴ：田岡一遠
作曲：珠水 振付監修：夕沈 衣装：田村英子
小道具：田村愛、丹羽純子、石丸だいこ 舞台監督：蓮子正和
制作：西杢比野茉実、PECO、少年王者舘制作部
日本芸術文化振興会舞台芸術振興事業
10/23m後トーク 1000円 鈴木翁二、天野天街、しりあがり寿、あがた森魚
出演：
夕沈 ：平吉
山本亜手子：かれん
珠水 ：ソラノシン
白鴎文子：クモノシン
白亜 ：妙
田村愛：空
丹羽純子：友
日与津十子：友吉
雪港 ：カンナ
ひのみもく：豆吉
☆之 ：カゲ
和倉義樹：九茂右衛門
眞藤ヒロシ：ソラマメ
蓮子正和：ヨチダ
虎馬鯨 ：ヨシダ
竹内大介（東京）、杉浦胎兒（名古屋・大阪）：吉田
井村昂 ：ヘイキチ
2004/10/24(日)晴 4:08-5:12PM(2'02) 中段中央より 客席超満員(170?人)
客層：20-30才代中心に幅広く。二人連れ多し。男女半々。
客入れ：ツアー公演、千秋楽。整理券配布、開場時で70番ほど。おおよそ整列、
10番づつ呼び出して入場。お客も大人なんでちゃきちゃきと入場。階下で荷物
預かりをお願い、いつものようにロビーで預かり。全ベンチ席12列×10〜14。
空席に誘導随時。当日券と遅れてきたお客のため、上下通路に座布団席＋立ち見
若干設置。上手は役者の通り道なので、結構大変。詰めはなかったので、辛い思い
はせずにすんで○。
折り込みパンフ。A4 3ページ。配役、スタッフ、予定掲載。次回公演。11/5-7
KUDANプロジェクト「真夜中の弥次さん喜多さん」＠北九州芸術劇場。アジサイ
光線 夕沈ダンス が予定。 物販。珠水ＣＤ、公演ビデオほかいろいろ。
カーテンコール2分。天野氏より役者紹介。
「マッチ一本ノ話」に続く、「鈴木翁二の世界」。
舞台。いつもの袋小路にある２階建て。表札から旅館と知られ。上下階とも引き戸
が表に面し。袖側はなまこ壁の土蔵。漆喰のはがれ具合がリアル。
お話。ここからいずこへか行ってしまった少年（かつての少年）と、訪ね歩く
（途中で遊ぶか遊ばれる）人達の話が渾然一体。少年は２人（もう１人いる？）。
薬売りのじじい（不良少年）ヘイキチとソラノシン。平吉とかれん、九茂右衛門ら
仲間達。「マッチ一本ノ話」の舞台に、より「鈴木翁二の世界」を投入した印象。
めくるめく世界を、ツアー千秋楽の完成度で堪能するねこ。家出しちゃった少年の
話が併走、尋ね人やおかしな人達が時空を飛び越えて交差。その上、悪のりか強引
な展開もしまくり。今回は、漫画を読む＞キャラが操られる や、漫画と舞台・
２次元と３次元の同居 など趣向を加え。持ち芸の映像を舞台に重ねる手法もばっ
ちり駆使。過激なほどの遊び感覚が近年最高に盛り込まれ、わけわからん面白さ◎
もうどんどん頂いて、お腹一杯ねこ。
役者。珠水、たっぷり復活。とんまな傍若無人ぶりに愛情を感じるねこ。和倉義樹
、すらっと男前な役所。
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