＠下北沢 ザ・スズナリ(2006/1/6-9 6ステージ)
http://www.honda-geki.com/suzunari.html
全自由 前売3000円 当日3300円 楽屋2006のセット5000円（劇団のみ）
作：清水邦夫 演出：金守珍 舞台監督：村松明彦 照明：泉次雄＋ライズ
舞台美術：大塚聡＋百八竜 振付：大川妙子 音響：N-TONE 衣裳：近藤結有花
宣伝美術：梶村ともみ(画) 福田真一(デザイン) 制作：新宿梁山泊事務所
出演：
池田実香 ：女優Ａ
沖中咲子 ：女優Ｂ
梶村ともみ：女優Ｃ
草野小夜架：女優Ｄ
目黒杏理 ：プロンプター
学士 ：閔栄治、U-hi
2006/1/6(金)晴 7:06-8:25PM(1'18) 前方下手 客席満員（140人）
客層：老若男女、中年層も結構の幅の広さ。女性過半数。
客入れ：当日券でも、開場時入場なら椅子席から選択可。開演定時3分前から
韓国・散打の超絶＋パワフルなパーカッション演奏と舞い。その後、清々しい
和服姿の女優渡会さんから注意と告知。 座席は「風のほこり」と同じく縦横に
通路で出入り配慮、誘導も随時あり。 折り込みチラシそれなり。折り込みパンフB5
2ページ。「唐版 風の又三郎」韓国テントツアー報告つき。 物販。「風の
ほこり」と同じ。カーテンコール1回1分。
言わずとも知られた名作。昨年の比公演と同じく、韓国SANTAが参加。中堅から
若手まで揃えた好配役。6年前女優Aを演じた梶村ともみが女優C、たまらない女優
の業を演じ。
舞台。板張りの楽屋。上手袖にのれん入口。正面にランプ付きの姿見鏡。その右に
衣装ラックとソファ、肥左に化粧机、花とワイン。並びにレコードプレイヤー。
お話。今に生きる女優と、永遠に出番を待ち続ける亡霊女優。女優のすさまじい業
をチェーホフ「かもめ」「三人姉妹」の名台詞をちりばめて描く。とりわけ、亡霊
たちが唱う「生きていかなければ(三人姉妹)」の壮絶な叙情性はこの作家ならでは。
明るい絶望。たむけの花(衣装)をはなむけに転じる、華やかなラストに泪。本編導入
、御霊召還と韓国の仮面舞踊。しなやかで強靱なリズムが舞台をドーピング。
活性化された役者達は丁々発止と、小気味よくバトル。メイク落としの醜い姿も、
朗らかな逞しさと嫌みならず。こんな明るく、客席の笑いに包まれた「楽屋」はなし。
血の通った演技演出が作品が描く女優とぴったりと重なって○。やたら音楽とかは
うーんだけど、ちゃっかりのせられちゃったりするねこ。
役者。梶原さん。ドスコイ演技に人間味。池田さん沖中さん、華より野に咲く花の
愛らしさ。草野さん。笑うと福助顔なんに微笑。目黒さん。素人演技を好演。
１(レポート) ２未見 ３未見 今回 オーツーコーポレーション 新宿梁山泊 新宿梁山泊 新宿梁山泊 +梁山泊･百八竜組 アトリエ公演 フィリピン公演 2006 1998/4/7-14 2003/11/21-23 2005/2/25-26 2006/1/6-9 10ステージ 3ステージ 3ステージ 6ステージ ザ･スズナリ 芝居砦満天星 シナーグアーツS ザ･スズナリ 指定3200円 自由2000円 自由3000円 上演1時間15分 1時間18分 演出：金盾進 ← ← ←金守珍 出演： 女優Ａ(戦前) ：梶村ともみ 池田実香 ← ← 女優Ｂ(戦後) ：三浦伸子 岩村和子 三浦伸子 沖中咲子 女優Ｃ(大女優)：村松恭子 沖中咲子 渡会久美子 梶村ともみ 女優Ｄ(枕女) ：近藤結宥花 草野小夜架 沖中咲子 草野小夜架 男優 ：ー ー コビヤマ洋一 男 ：ー ー 大貫誉 女 ：ー ー 草野小夜架 プロンプター ：ー ？ ー 目黒杏理 学士ー ：ー ー 散打(SANTA) ←閔栄治、U-hi （公式ＨＰ）
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