[前頁] [ホーム] [一覧] [次頁]

　少年王者舘　第32回公演「アジサイ光線」

　＠大阪　精華小劇場(2008/7/31-8/3　5ステージ)
　http://www.seikatheatre.net/
　全自由(整理番号付)前売 3000円 当日 3300円
　31日(木)アフタートーク　ゲスト松本雄吉(維新派)

　構成・演出：天野天街　舞台美術：田岡一遠　美術製作：小森祐美加、一色矢映子
　映像：浜嶋将裕、田中博之　照明：小木曽千倉　照明操作：上田耕司
　音響：戸崎数子（マナコ・プロジェクト）
　舞台監督：中村公彦（イリスパンシブルティ） 音楽：珠水、ＦＵＭＩＣＯ
　小道具：丹羽純子、水元汽色　振付：夕沈＋アジサイダンス部
　宣伝美術：アマノテンガイ　制作：西杢比野茉実、宮村亜理、ＰＥＣＯ
　主催：少年王者舘
　共催：精華小劇場活用実行委員会／精華演劇祭実行委員会
　助成：日本芸術文化振興会 舞台芸術振興事業、財団法人三菱ＵＦＪ信託地域文化財団
　協賛：大阪ナイトカルチャー

　　　　初演　　　　　　　再演　　　　　　　　今回
　　　　2004/6/11-13　　　2006/4/20-23　　　　2008/7/31-8/3
　　　　4ステージ　　　　　6ステージ　　　　　5ステージ
　　　七ツ寺共同スタジオ　シアターグリーン小　精華小劇場
　　　　2800円　　　　　　3500円　　　　　　　3000円
　　　　1時間18分　　　　　1時間27分　　　　　1時間21分
　出演：
　夕子：夕沈　　　　　夕：←　　　　　　　　　←
　春　：ひのみもく　　　　←　　　　　　　　　←
　冬　：丹羽純子　　　　　水元汽色　　　　　　水柊
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はる：ＰＥＣＯ
　　　　　　　　　　なつ：日与津十子　　　　　まえださち
　秋　：田村愛　　　　　　ばんたろ左衛門　　　←
　夏　：白鴎文子　　　　　黒宮万理　　　　　　安藤鮎子[フ透明少年]
　私　：珠水　　　　　　　←　　　　　　　　　白鴎文子
　　　　　　　　　　ふゆ：中野麻衣　　　　　　大西おに
　　　　　　　　　　　　　　　　　[スエヒロ アンド ザ スローモースローガンズ]

　朝　：蓮子正和　　　　　小林夢二　　　　　　虎馬鯨
　昼　：川合喜之　　　　　蓮子正和　　　　　　☆之
　　　　　　　　　　　晩：虎馬鯨　　　　　　　井村昂

　　　　　　　　　　ナフ：大西おに
　夏の久=冬:松久聖　　　　白鴎文子
　夜　：いちぢくジュン　　←
　　　　　　　　　　あさ：池田遼
　　　　　　　　　　なふ：中村榮美子
　　　　　　　　　　ひる：藤沼茂人
　　　　　　　　　　よる：和倉義樹
　2008/8/2(土)晴・猛暑　3:03-4:24PM(1'21)最前方中央　客席満員(90人)
　客層：20-30歳代中心に、中年層も結構の幅広。女性過半数。
　客入れ：劇団、劇団予約、ぴあで列を作り、入場。優先予約特典はもぎり時に
　もらい。優先予約割引を知らず、振り込み差額を返金の人結構いた模様。桟敷1、
　雛壇に椅子6列。最前列中央が早速埋まり、フリークぞろい？。いずれにせよ、
　中央が○。折り込みチラシそれなり。パンフ　A6　3ページ。配役、スタッフ、
　歌詞、予定。次回公演。1月「ライトフレア」＠名古屋・七ツ寺共同スタジオ。
　虎馬鯨作品。野鳩・水谷圭一参加。　夏新作　名古屋大阪東京ツアー。
　物販。Ｔシャツ、DVD、マッチほか。　カーテンコール1回。

　舞台。戸板塀の袋小路、ツタが絡まる一軒家。縁側を上がって襖障子、部屋内は知ら
　れることなし。
　お話。ずっとそこにいる私、変なものや人達が目の前を行き過ぎる、あっという間の
　四季。学校、行きたいのにいけずじまい。

　愛されて三演、ファニーなアマノワールド。壁から棒、時計からアイス、路地から変
　な奴らがループ三昧、言葉は変容してアナグラム、家からはわたし？。何処とも知れ
　ず現れ、消えていく不可思議という現実と、永遠の少女という妄想が同居する面白さ
　文字や映像、消えものら仕掛け趣向の茶目っ気、時々えぐく、しばしすっとこどっこ
　いに愉快。初演に近い役者と場面転換数で、前回大人数の東京公演よりすっきりと
　した印象。夕沈振付の独特モブダンスは今回もたっぷり楽しめ。夕沈さん、よりしっ
　とり目に残された少女模様。ほおっかむり少女は珠水さん→白鴎さん。ふてぶてしさ
　→茶目っ気に趣違え、ともに愛すべき愉快キャラ。

　

　　
　 劇団予約特典のマッチ（販売もあり）
　

[月間一覧］