＠初台 新国立劇場 小劇場(2011/5/14 13ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/cgi-bin/index.cgi
全指定 A席5250円 B席3150円 Z席1500円 通し券14250円
＠兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 5/28 1ステージ
＠岐阜県 可児市文化創造センター小劇場 虹のホール 6/3-4 2ステージ
脚本：早船聡[サスペンデッズ] 演出：松本祐子[文学座]
美術：島次郎 照明：小笠原純 音響：藤田赤目 衣装：前田文子
ヘアメイク：鎌田直樹 演出助手：須藤黄英 舞台監督：加藤高
芸術監督：富田慶子 主催：新国立劇場 制作担当：太田衛
出演： 初演 今回再演 2008/6/11-22 2011/5/14 13ステージ ← A席5250円 ← 2時間3分 ← 佐和子（浦安・釣宿「升本」女将）：渡辺美佐子 ← 茂雄 （佐和子の長男） ：浅野和之 入江雅人 ミオ（佐和子の孫 長女の娘） ：野村佑香 ← 杉田（釣宿常連客） ：八十田勇一 ← 照之（釣宿常連客） ：浅野雅博 ← 朝子（照之の妹） ：弘中麻紀 ← 勇太（釣宿バイト） ：佐藤銀平 ← 峰島（釣宿常連客 元漁師） ：品川徹 ←
2011/5/15(日)晴 1:00-3:04PM（2'03）最前方下手 客席ほぼ満員(300人)
客層；中年層中心の大人客席。女性過半数。
客入れ：最前B1 以降15列と、ぐるりバルコニー。折り込みチラシそれなり。
パンフなし。物販。パンフ B5 36ページ 800円。作演出対談 初演からの
進化について 劇場のみ販売の戯曲400円。カーテンコール2回1分。
若手と思えない熟成したウェルメイドぶりで驚いた初演から3年、長男役を演劇バカ
・浅野和之から、こなれた脱力ぶりが魅力の入江雅人に変えて再演。
装置とお話は初演と一緒。パンフによると一カ所台詞を加えただけとか。
喪われて大切さに気づく、郷土と家族を巡る物語。優しい怪談エピソードも添えて、
ますますほろほろり。丁寧で細やかな演出と演技が心地よく、地味滋養。なんでも
自分で背負い込む母役にねこ母の一面も重ねて、思うことしばし。震災後の今、
優しい穏やかな世界全部が夢のように思えて、なんか切なくなってきたりするねこ。
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