＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト（2023/01/20-29 9ステージ）
全指定 一般前売5500円 夜公演割引4800円 当日 昼6000円 夜5300円
U30 3000円 U18 1800円 グループ割引18000円
作：土田英生[MONO] 演出：金澤菜乃英
美術：秋山光洋 照明：中川隆一 音楽：寺田テツオ 音響：長野朋美
衣裳：藤田友 舞台監督：今村智宏 製作：森正敏、紫雲幸一
宣伝美術：早田二郎
出演：
小暮智美 ：間島七海（評定衆）
野々村のん：嶺岡富子（鎌倉公方）
石井淳 ：真田孝（関東管領）
麻生侑里 ：北村佳奈（侍所）
佐野美幸 ：設楽佐弓（政所）
綱島郷太郎：青山三之助（問注所）
坂寄奈津伎：戸倉夏菜（問注所）
須田祐介 ：藤大翔（侍所）
山路和弘 ：嶺岡義政(将軍)
2023/01/28(土)晴 2:00-1:54PM(1'53)最前列 客席9割(230人)
客層：ベテラン中心に2世代。女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。最前B列。当日パンフ無し。物販。パンフ B5
500円。カーテンコール2回。事前アナウンス通り規制退場無し。
土田英生書き下ろし新作。2009年「その受話器はロバの耳」以来とか。
舞台。寺社御堂然、火灯窓が三方。外廊下を人が通るとシルエット投影。一段高く
御座、日本刀二振り。下手側にチョンマゲの社長写真、榊と自社サプリメント。
お話。歴史マニアなのか、室町幕府の体で業務運営のサプリメント会社。トップ
ダウンで風通しはも1つの模様。賢い新入社員と物言う社員から、ことわざの言い
間違いを指摘されたのがきっかけに、将軍はあれこれ猛省。社内改革がぶち上げるが
これがままならない。
社会、会社をもって、人を描く持ち味変わらず。ハラスメント、マウント取り、
背信、派遣争いなどぼろぼろ露呈。時代劇めく奇妙な趣向でも、嫌らしさはも1つ
緩和できず。意外な逆転劇な展開や、方言・本音語りでの厳しくも愛ある視点に
気持ちが収まるねこ。事情を抱えた登場人物達。女たらしでだらしない管理職役が
愉快、ダンディな綱島さんが演じてなおさら感。
[月間一覧］